![ライトアップした庭園「Moon Light -光の庭-」。お琴の演奏もある。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/f/1280wm/img_cf83e689588f4df4363fe169d4381fb0131163.jpg)
「八芳園」といえば結婚式を行う場所というイメージがあるけれど、実は雰囲気のいいカフェから、国賓を迎えるような料亭まで、あらゆる“おもてなし”シーンのある場所。東京の中心地でありながら、豊かな自然を美しい庭園に整え、今年は幻想的なお月見を楽しんでみませんか?
料亭 壺中庵の庭園が幻想的にライトアップ
![厳かな門構え。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/7/1280wm/img_07a71480470fec1bfa8ae5573c61a0db123069.jpg)
八芳園は約400年もの歴史がある日本庭園があります。なかでも、料亭 壺中庵の前に広がる日本庭園は、壺中庵を利用しない限り入園できない場所です。
壺中庵は1950年までは実業家・久原房之助氏の私邸で、どの部屋からも四季折々の庭園を眺められる造りになっています。
![普段はなかなか入る機会がない壺中庵。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/c/1280wm/img_cc871a9630fa63a0d6361f864b6e5a22139919.jpg)
2022年秋、この憧れの地でひっそりとオープンする限定のバーがあります。その名も「MOON BAR」。正面に中秋の名月をのぞむ庭園には大小さまざまなライトが配され、その間にベンチが。都会ならではのビル群と大きな月をともに拝めるのが、ここが“東京でいちばん風情のある場所”と呼ばれているのも理由でしょうか。
![緑豊かな場所。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/1/1280wm/img_811f0d9d8739deb69d6060d473c16c67126827.jpg)
月見のおともはエシカルな一杯
![オリジナルカクテルの「月見日和」(奥)1,600円と「梅見心地」(手前)1,500円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/9/1280wm/img_7961b12ccc23a021dfc9749131c47c7c83417.jpg)
特別なお月見の夜にいただきたいのは、オリジナルカクテル。持続可能な製法でジンやウイスキーを作っている蒸留ベンチャー「エシカル・スピリッツ」のクラフトジン「LAST EPISODE 0 -ELEGANT-」「REVIVE from Hoegaaden」を使い、月のエネルギーを感じながら神秘的な味をしっとり楽しめるのです。
![特別メニュー「シーズナルボール」は参加費に含まれる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/d/1280wm/img_2d3f7dde7ca4888bd8f490cda17f046e142469.jpg)
そして、お月見に欠かせないのがお月見団子。そもそもは十五夜に農作物の豊作を願うためにお供えとして食べられてきた月見団子をアレンジ。ハーブコロッケ、鯛とじゃがいもの和風パテ、サーモンチーズ揚げ、ホタテと栗のしんじょう、蟹とナッツ シャドークイーンポテト和えとカラフルで、地味深い月見団子がそろいました。
このスペシャルなお月見、次の機会は残すところ9月23日(祝・金)から25日(日)。新月直前の繊細な月を眺めながら、ひとときを過ごしたいものです。
八芳園 MOON BAR
所在地 東京都港区白金台1-1-1
開催日 2022年9月23日(祝・金)~25日(日)
予約締切 2022年9月22日(木)12:00
※10日(土)・11日(日)は終了
参加費 大人4,000円 シーズナルボール・ドリンク1杯付き
https://happo-en.com/event/moonbar/
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
2022.09.17(土)
写真=鈴木七絵
文=CREA編集部