2022年4~7月にCREA WEBで反響の大きかった記事ベスト7を発表します。ビューティー・ライフスタイル部門の第5位は、こちら! (初公開日 2022年6月25日)。
海外リゾートへ行けない日々が続き、旅の非日常感を味わえないのが寂しいという人も多いはず。そこで、自宅のインテリアをリゾート風に、ホテルライクにしてみるのはどうだろう。
毎日をリゾートの高揚感とともに過ごせる、注目したい3つのスタイルの実例を紹介。
今回の実例は「NEW JAPANDI」。こちらは白や明るい木の色などナチュラルな色をベースに、和と北欧の要素をミックスした注目のインテリアスタイルです。
ビーチリゾートを楽しむ光に溢れたインテリア
神奈川県/KTさん
![白い壁、薄いナチュラル色の床をベースに自然素材でアクセントを加えたジャパンディスタイルのリビング。人が集まる機会も多く、ダイニングテーブルは大きなものをオリジナルで造ったそう。大きな窓の外には港の景色が広がる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/c/1280wm/img_1c03bfa6de3f04d7cc945b0eeb507812195925.jpg)
普段は夫婦2人でマンション暮らし。昨年10月に、海が目の前のこのセカンドハウスが完成し、週末やまとまった休みに滞在しているKTさん。
「海っぽいインテリアにしたくて、インスタやピンタレストなどで好きなテイストを探し、イメージに合うものを選んでいきました」
リビングで印象的なのが、ナチュラル素材のペンダントライト。ランパカナという水草を編んで作られたシェードがビーチリゾートを彷彿とさせる。壁際にディスプレイ専用のコンソールを置いているところも、まるでリゾートホテルのロビーのよう。
![壁際に置いたオリエンタルな雰囲気のコンソール。フェイクのサボテンはイケアで購入。上からは光を当てるペンダントライトを吊るして。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/d/1280wm/img_5d18c33cd846365f0b4ec2f4c0daa6d1126174.jpg)
![ダイニングテーブルの裏に配線を通し、コンセントを設置。充電もスマートに。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/7/1280wm/img_87dc51f209eb9f76f4cb3a87e6ecc69b26035.jpg)
フレームに入れたエルメスの壁紙もお気に入りだ。ヨットなど海をモチーフにした絵柄で、壁全面に使うのではなく、アートピースのように飾ることでアクセント効果がある。大小様々なグリーンを飾っているのもリゾート感たっぷり。
![アートのように飾ったエルメスの壁紙。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/d/1280wm/img_fdb948a5a108c432d403de9c06f2568758550.jpg)
「実はすべてフェイクなんです。ここはたまに来るだけなので、世話があまりできないなと思って」
言われるまでフェイクとは気づかないほどの精巧さ。これならいつ来ても、青々とした葉が楽しめて、枯らしてしまうかもというストレスもなさそうだ。
2022.08.13(土)
Photographs=Hirotaka Hashimoto
Text=Yoko Maenaka(BEAM)
CREA 2022年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。