【2022年6月】悟明老師が占う開運行動
星回り的に災害の心配がある6月、日本の皆さんのお守りとなりうる開運アイテムは、以下の2つです。
ひとつめは、皇帝を守るべく邪悪な存在と戦う、権威ある神様「石敢當」。
魔物が迷い込みやすい場所などに「石敢當」と書かれた置物を配する中国の風習に由来する魔除けアイテムで、あらゆる災難から身を守ってくれると言われています。
風獅(シーサー)の身体に「石敢當」の文字を入れたものも見つかります。
風獅は、地鎮のほか、降りかかる災難を強力に祓うパワーがあると言われており、その身体に「石敢當」の文字が刻まれていれば最強です。
こうした置物を手に入れ、リビング、オフィスのデスクの上などのよく目につく場所へ飾ってください。お店を経営しているなら、入口付近に。
その際は、風獅の顔や文字の書かれた面を外に向けることがポイントです。
ふたつめは中国清朝の皇帝のパワーを象徴する吉祥物「五帝銭」。
五帝とは、順治帝、康煕帝、雍正帝、乾隆帝、嘉慶帝のこと。
権威ある5人の名が刻まれた古銭には、皇帝たちの“帝運”が宿るとされ、そのレプリカを繋げた飾り物が招財や厄除けのお守りとして使われています。
順治帝は、事業運、康煕帝は財運、雍正帝は仕事運、乾隆帝は健康運、嘉慶帝は結婚運を高めてくれるという解釈も。
バッグのチャームにしたり、車内に吊るしたり、オフィスのデスクに飾るなどして、強い運気を引き寄せ、願いを叶えてください。
寺社にお参りに行く際は、北または西の方角へ。これからのひと月の平安と願い事の成就をお願いしてきましょう。
Column
台湾発！ 悟明老師が世界を占う
台湾の饒河街夜市での鳥卦（神鳥占い）が“当たる！”と評判の悟明老師。実はあらゆる占術に精通していて、台湾ではメジャーな紫微斗数での鑑定も行っています。そこで、日本の読者のために、毎月の世相を紫微斗数で読み解いてもらうことに。ここでは大局をみる際に使われる「天下第一盤」で占います。
2022.05.30(月)
文＝堀 由美子
