●作り方

≪生地を作る≫

(1) ボウルにバターを入れ、泡立て器で軽く混ぜ、均一な柔らかさにする。

全体に同じ柔らかさにしておくと、粉糖や粉類がムラなく混ざります。
全体に同じ柔らかさにしておくと、粉糖や粉類がムラなく混ざります。
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(2) 粉糖、塩を一度に加え、ボウルを回しながら周りから中央に集めるように混ぜ始める。粉糖がムラなくバターに混ざって、なめらかになればOK。

(3) 卵黄を一度に加え、均一に混ぜる。

クリーム状でつやのある状態がベストです。
クリーム状でつやのある状態がベストです。

(4) アーモンドパウダーを一度に加え、ムラなく均一にすり混ぜる。泡立て器についた生地もゴムべらできれいに落とす。

(5) 薄力粉を半量加え、ゴムべらで数か所切るようにして混ぜる。

最初に切るように筋を入れると、全体にムラなく混ざります。
最初に切るように筋を入れると、全体にムラなく混ざります。

(6) ボウルを回しながら、ゴムべらを底から大きく返して混ぜる。数回混ぜたら、再び切るように混ぜる。写真のように5割程度混ざればOK。

混ぜすぎると生地が固くなるので、1回目に加えた粉は完全に混ぜきりません。
混ぜすぎると生地が固くなるので、1回目に加えた粉は完全に混ぜきりません。

(7) 残りの薄力粉を加え、同様に混ぜる。今度は完全に混ぜきる。

≪休ませる(1回目)≫

(8) ラップを広げ、(7)を移して2cm厚さの正方形にして、空気を抜きながらぴっちり包む。

厚みを均一にすると、生地の状態も均一になって扱いやすくなります。
厚みを均一にすると、生地の状態も均一になって扱いやすくなります。

(9) あればアルミかステンレスのトレーにのせ、冷蔵庫で2時間休ませる。

休ませることによって、バターがしっかり冷え、焼いている間に溶け出さず、軽い食感に仕上がります。
休ませることによって、バターがしっかり冷え、焼いている間に溶け出さず、軽い食感に仕上がります。

≪成形して休ませる(2回目)≫

(10) 台に打ち粉をして(9)をのせ、縦4等分する。

(11) それぞれラップに包んで手で握りながら角をなくし、転がして表面をなめらかにしながら直径3cmの円柱状に形作る。冷蔵庫で1時間休ませる。

この状態でラップでぴっちり包んで冷凍保存でき、約2週間はもちます。必要な分だけ焼き、残りは別の日に焼いてもOK。
この状態でラップでぴっちり包んで冷凍保存でき、約2週間はもちます。必要な分だけ焼き、残りは別の日に焼いてもOK。

≪ざらめ糖をつけて切り、冷やす≫

(12) ラップを広げ、ざらめ糖を生地の幅に広げて生地を転がしてつける。

つきにくければ、生地に霧を吹いてください。
つきにくければ、生地に霧を吹いてください。

(13) 端から8mm厚さに一度に焼く分だけ切り、切り口を手でととのえる。ラップで包み、冷蔵庫で約30分冷やす。

生地の角や表面が荒れていると、きれいに焼き上がらないので注意してください。
生地の角や表面が荒れていると、きれいに焼き上がらないので注意してください。

≪焼く≫

(14) 天板に間隔を空けて並べ、オーブンに入れ、170度にして約15分焼く。

(15) こんがり焼き色がついたら、網にのせて冷ます。残りも同様に焼く。

●教えてくれたのは……
ヨックモック商品開発グループのみなさん

甘い香りがただよう開発室にて、日々、新商品や季節商品の試作、改良に励む。今回レシピを考案したのは、前列右から2人目の佐藤千城さん。家庭で作りやすいレシピを重視し、買いやすい材料、失敗しにくい配合や作り方など数々の工夫を凝らす。前列中央は新規レシピの試作等を担当した浦野沙樹さん。贈る気持ちを大切に心を込めて制作。

ヨックモックの贈るクッキーレシピ


定価 1760円(税込)
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2022.03.05(土)
文＝井伊左千穂
撮影＝清永 洋
スタイリング・ラッピング＝久保田加奈子
器協力＝UTUWA、AWABEES

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