【2022年1月】悟明老師が占う開運行動

 新年を迎え、日本では初詣に出かける方も多いことと思います。

 寺社へのお参りは、心の平安を保つうえでも、とても有意義なこと。初詣を済ませたあとも、折に触れ、お参りするといいでしょう。

 その際は、毎回、一連の参拝のプロセスを経なくても構いません。境内をゆっくり散歩し、その場の“気”をめいっぱい吸収してください。

 自分の中にある古いものを捨て、新しいものを取り込むイメージを大切に、気持ちがすっきりするまで、境内で過ごしてみてください。

 開運グッズの力を借りるなら、一対の貔貅(ひきゅう)を飾りましょう。

 古代中国の伝説の動物である豼貅は、金銀財宝を食べ、蓄えるといわれ、中華圏では厄よけや招財の神獣として知られています。

 風水では、雌雄一対の豼貅の置物を飾るのが基本。

 雄がお金を呼び込み、雌がそのお金を守るとされています。

 また、人間関係を良好にする助けになるとも。

 雌雄の豼貅をオフィスのデスクの上やリビング、車の中に飾ってください。

 その際は、必ず顔が外を向くよう配することが重要です。

 あるいは、だるまを飾るのもいいでしょう。

 叶えたい願いがあるなら、目をひとつだけ入れて、願掛けをする形をとっても。2022年の抱負を再確認する良い機会となるでしょう。

悟明老師(ウーミン ラオシー)

「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
※鑑定は17時30分~23時まで。鳥卦(約10分)は、一問につき300元。通訳を希望すれば、専属の通訳者がネット電話ごしに説明してくれる。鳥卦以外にも紫微斗数、四柱推命などのパーソナルな占いの依頼も可能。電話番号:0930-763-546(中国語対応)

Column

台湾発! 悟明老師が世界を占う

台湾の饒河街夜市での鳥卦(神鳥占い)が“当たる!”と評判の悟明老師。実はあらゆる占術に精通していて、台湾ではメジャーな紫微斗数での鑑定も行っています。そこで、日本の読者のために、毎月の世相を紫微斗数で読み解いてもらうことに。ここでは大局をみる際に使われる「天下第一盤」で占います。

2021.12.30(木)
文=堀 由美子