料理家歴40年プロが考えた究極のはしょり飯

プロが考えた究極の“はしょり飯” 「油揚げのキッシュ風」の作り方

大庭英子

GOURMET

2021.4.9

「早くておいしい、はしょり飯教えます」

　ビギナーから熟達者まで幅広い層から支持されている、料理家歴40年の大庭英子さん。ここでは、大庭さんが日常的に作っている料理をベースに、時間、お金、手間をできるだけ省いた“はしょり飯”を大公開！

　仕事をしながら、1日3食の食事を作り続けるのは本当に大変なこと。おいしさはもちろん、作りやすく、失敗しないで味が決まるレシピで、日々の食事作りを楽しいものにしましょう。

カリッと軽い食べ心地がGOOD「油揚げのキッシュ風」

EIKO先生のはしょり技！

・油揚げをパイ生地の代わりに
・生クリームいらず

■材料(直径15×深さ5cmの耐熱容器1個分)

・油揚げ：2枚
・ブロッコリー：1/2個
・ミニトマト：6個
・卵：2個

【A】
・牛乳：1/3カップ
・塩：小さじ1/5
・こしょう：少々

・ピザ用チーズ：50g

■切り方

・油揚げ：1枚に開く(長い1辺を残して3辺を少し切る。切り落とした端はみじん切り)
・ミニトマト：ヘタを取る
・ブロッコリー：小房に分ける

■作り方

(1)ブロッコリーを熱湯で10秒ゆでて、水気をきる。

(2)卵を溶きほぐし、【A】を混ぜる。

(3)耐熱容器に油揚げを敷き、(1)とミニトマト、みじん切りにした油揚げを入れてチーズを散らし、(2)を流し入れる。オーブントースターで8分焼く。

ラクチンアレンジ！

えびやいかもおすすめ！
シーフードでおつまみにもぴったりな一品に。

大庭英子(おおば・えいこ)

料理研究家。福岡県出身。料理本のカメラマン、スタイリスト、フードライター、編集者など業界人から絶大な人気の実力派料理人。「シンプルな調理で本当においしいものを」がモットーで、ビギナーから熟達者まで幅広い層から支持されている。『いちばんおいしくできるきほんの料理』(朝日新聞出版)、『ぜんぶ小鍋』(小社)など著書多数。

『料理家歴40年プロが考えた究極のはしょり飯』

著者　大庭英子
発行　株式会社世界文化社

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本書で紹介するのは、料理家歴40年のプロが日々食べている、リーズナブルな材料で手間を省いたシンプル料理。
ですが、おいしさに妥協はありません。
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