■作り方

(1) 耐熱皿に魚とネギの青い部分を置き、香り高い中華スパイス、馬告をすりつぶしたものを、まんべんなくかける。

(2) 電鍋の外鍋に電鍋用カップ1/2の水を入れ、(1) のお皿を中に入れたら外蓋をしてスイッチオン。出来上がると自動的にスイッチが上がる。約20分程度。

(3) 魚を蒸している間に、カットしたオレンジと唐辛子をフードプロセッサーにかけてソースを作る。フードプロセッサーがない場合は、オレンジはおろし金ですりおろし、唐辛子はみじん切りに。

(4) 小さいボールなどに(3) のソースを入れ、塩と砂糖を入れて味を整える。

(5) (2) の魚が蒸し上がったら、切って水にさらしておいたネギを盛りつけ、小鍋で加熱して熱々にしたごま油をかけて完成。

 オレンジソースにつけてお召し上がりください。客家の甘辛風味ソースが淡白なオヒョウに絶妙に絡んで、台湾らしい味付けを楽しめます。

電鍋を使わない場合の調理方法アドバイス

・電鍋を使用しない場合は電子レンジがおすすめです。お皿に水を大さじ2杯入れてラップをして8分ほど調理(状況を見ながら調整してください)。蒸す場合は水なしで10分ぐらいが目安です。

●紹介してくれたのは……
石田香織(いしだ かおり)さん

胃袋と心に沁みる日本家庭料理とおいしい焼酎を楽しめる老舗居酒屋「五右衛門」オーナー。あふれる電鍋愛から、不定期の電鍋料理教室を開催。基本的な操作方法や料理のコツ、さらには同時調理法などの応用編まで、各種コースを用意。4名以上の申し込みであれば単独グループ開催なども可能。詳細はインスタグラム(@kaori_denguo)またはメール(kaori@goemon-taiwan.com)まで問い合わせを。

矢作 晃之(やはぎ てるゆき)

埼玉県出身。最近は会うかたから「日本語上手ですね」と言われますが100%日本人です。日本での台湾関連旅行会社勤務を経て中国語の勉強の為に30代で中国語レベルゼロからの留学を決意。その後、初めてコーディネーターという仕事に巡り合い、台湾で会社を立ち上げ、おかげさまで10年を超えました。現在はTVロケや雑誌取材のコーディネーターとして日々たくさんの方に新しい台湾を一生懸命探しながら紹介いたしております。CREA WEB読者の皆さんに喜ばれる、使える、役に立つ情報を発信させていただこうと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします!!

Column

台湾ぶらぶら食べ歩き

現地在住の日本人コーディネーター矢作晃之さんがお伝えする、台湾グルメてんこもりレポート!
高級レストランからB級グルメまで情報満載です。

2021.03.10(水)
文・撮影=矢作晃之