【BOOK】
本やマンガに求めるのは しっかりとした世界観
◆『われはロボット[決定版]アシモフのロボット傑作集』

アシモフによるロボットものの短篇集。大学1年のときに古本屋で買ってみたら、ミステリ仕立てでものすごく面白かった。
SFにはまるきっかけになった一冊です。
◆『ファウンデーションと地球』上・下巻

銀河帝国興亡史を描く「ファウンデーション」シリーズは、独立した作品がすべて繋がっているという意味で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の先駆け。
『ファウンデーションと地球』上・下巻
著 アイザック・アシモフ
訳 岡部宏之
ハヤカワ文庫SF 品切れ
最近良かったマンガなら……
◆『水は海に向かって流れる』

描写が丁寧で、流れている世界観がすごく優しい。何気ないシーンでとんでもなくいい台詞が出てくる。
読んでいるうちにどんどん引き込まれました。天才です。
◆『ヤコとポコ』

少女漫画家とアシスタントの猫型ロボットの日常、ロストテクノロジー的な世界やロボットを巡る“過去”がちょっとずつわかってきて、5巻はとにかく泣けました。
高校生が主人公の 面白い青春マンガ
マンガは中学生の娘と貸し借りしたりしてめちゃくちゃ読んでる。最近の青春マンガだと、高校生が主人公のこのあたりが面白かった!
◆『君は放課後インソムニア』

◆『もういっぽん!』

◆『まくむすび』


2020.08.02(日)
Text=Takako Sunaga
CREA 2020年6・7月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。