「湯葉の炊き込みご飯」のレシピ

■材料

・米:2合
・乾燥湯葉:40g(フレーク状のもの。板状のものは適当な大きさに手で割って使用)
・昆布出汁:385cc(作りやすい分量は昆布10gに対し水1リットル)
・みりん:30cc
・塩:小さじ1弱(種類によって小さじ3/4〜小さじ1くらい)
・醤油:小さじ1

■作り方

(1) 昆布は水につけて30分以上、できれば一晩つけて、昆布出汁をとっておく。

(2) 洗って水気を切った米に昆布出汁385cc、塩、みりん、醤油を加えて米とざっと混ぜ合わせてから、乾燥湯葉、出汁をとった後の昆布をのせて炊飯器で普通に炊く。

(3) 昆布を取り出して、湯葉とご飯をよく混ぜ合わせる。

ワンポイント

乾燥湯葉は水戻しせずに直接入れることで、湯葉に含まれる旨みの素となる油脂を逃がしません。

中村恭子 (なかむら きょうこ)

地産地消料理研究家/健康管理士/クシマクロビオティックス・コンシェルジュ/一般社団法人蓼科塾代表
2011年東京都より長野県茅野市に移住。移住先である乗馬ファーム併設のペンション跡地で利用者専用オールベジの焼き菓子を提供するカフェ(Cafe楢Oak)をオープン。2015年信州の魅力を県外に発信する一般社団法人蓼科塾を設立し地産地消に根ざした食のイベントの企画運営、蓼科山に住むという「休む」神様「ビジンサマ」シリーズのレシピ開発や商品開発等を手がける。
※カフェの営業はゴールデンウィーク・夏季シーズンのみ
Facebook https://www.facebook.com/kyoko.nakamura.18
公式Webサイト ビジンサマレター〜蓼科からの手紙〜 
http://bijinsama-letter.com/

撮影/秋元良平 http://ryohei-akimoto.jp | Facebook | Instagram

Column

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2020.05.22(金)
文=中村恭子
撮影=秋元良平