着ていてラク、お手入れも手軽なのに、今っぽくてとびきりの大人カジュアルウェアが見つかるのが、旅するブランド「キャラ・オ・クルス」。
今年はブランドが誕生して30周年。それを記念してスタートした旅シリーズでは、全国各地の店舗スタッフがコンシェルジュとなって、おすすめの最新ファッションと地元の注目スポットを紹介してくれます。
第5回はキャラ・オ・クルスそごう広島店(以下、広島店)のスタッフの案内で、地元の人たちも大好きな広島の名所をめぐります。
新型コロナウイルスの影響で外出が難しい今、自由に動けるその日が来るまで、WEB上で少しでも旅の気分を感じてみませんか。
ラクなのにスタイリッシュ!
キャラ・オ・クルスのサロペット

宮島を代表する人気の老舗で
焼きあなごの本当の実力を知る
●あなごめしうえの

広島に行けば何度でも訪れたくなる宮島。「宮島といえばあなごめしが有名ですが、誰が食べても絶対おいしいのはやっぱりここ」と広島店のスタッフも何度も通うのが、行列必至の人気店、創業明治34年の老舗「あなごめしうえの」です。
関東では煮穴子が主流ですが、関西から瀬戸内海沿岸地方では焼き穴子が普通。
シンプルな調理法で味にごまかしがきかないぶん、穴子そのものの味の良し悪しが重要になります。
うえのでは餌からこだわった上質の穴子をいつでも、この先いつまでも提供できるよう、信念を持って環境づくりから取り組んでいます。
継ぎ足しながら守って来た秘伝のタレで焼き上げる穴子はぷりぷりしてジューシーで、骨や頭などのアラを炊き込んだ味めしとベストマッチ。
そしてぜひ1品プラスしたいのが、あなごの白焼き。塩とわさびでいただく脂の乗った穴子は旨みと甘みがぎゅっと詰まっていて、初めて食べるとその味わいの深さに驚くはず。
店頭ではお弁当も販売。もともと駅弁から始まったこともあって、時間が経って味がしみたあなごめしもまた絶品。
この店を訪れるのを楽しみに広島へ旅する長年のファンがいるというのも納得です。
2020.05.11(月)
取材・文=嵯峨崎文香
撮影=山元茂樹