美術館が生まれ変わってオープン
日時指定予約制も画期的!
東京・京橋に、「ブリヂストン美術館」を前身とする、新しい美術館「アーティゾン美術館」が2020年1月18日(土)にオープンします。
ということで、一足お先に内覧会に行ってきました!
アーティゾン美術館は、ブリヂストン美術館(旧美術館)の跡地に竣工された「ミュージアムタワー京橋」の1~6階に入り、旧美術館では八重洲側にあった入り口が中央通り側に変更に。銀座で買い物をした後などにも、ふらりと立ち寄れるのは魅力的ですよね。
こちらの美術館が画期的なのは、最新テクノロジーがあらゆる面で導入されているところ。
まず驚いたのが、チケットの買い方。日時を指定して事前予約するシステムなので、待ち時間なくスッと入館できるんです。
入場する人数をコントロールできるので、お目当ての作品の前に人だかりができて、じっくり鑑賞できない、なんてことがないのも嬉しい!
音声ガイドも現代風の仕様です。今は入口で音声ガイドの機器を借りるのが一般的ですが、アーティゾン美術館では無料の公式アプリをダウンロードすれば、自分のスマートフォンで音声ガイドや作品解説を楽しむことができます。全館Wi-Fi対応なので電波を心配する必要もなし。
また、チームラボによる「デジタルコレクションウォール」もぜひチェックしてほしいところ。
壁にかかった巨大なタッチパネルディスプレイに、膨大な数の作品が展示されているのですが、気になる作品に触れると、その作品の詳細を見ることができたり、同じ作家のほかの作品を閲覧することもできます。
好きなタイプの作品を入り口にして、アートの世界にどんどんのめり込んでいける楽しい仕掛けですよね。
作品は観るだけじゃないんです
スマホで撮影できちゃいます
こうした最新テクノロジーの導入に加え、アーティゾン美術館ではなんと撮影禁止の作品を除き、展示作品を撮影可能とのこと!
心震える作品に出会ったとき、思わずケータイで撮影したくなる人も多いのではないのでしょうか? そんな人にも嬉しい配慮ですよね。アートの楽しみ方が広がります。
2020.01.15(水)
文=CREA WEB編集部