自分好みのデザインを選んで
オリジナルの靴を作る!
まずは、ずらりとならんだゲージ(型)サンプルを使って、自分の足に合った型を見つけていきます。
足長は21.5センチ~26センチの10サイズ、足囲はS・M・Lの3サイズ、ヒールは1.5センチ、3.5センチ、5.5センチ、7.5センチの4サイズ、計120種類のサンプルが用意されています。
ここまでたくさんのサンプルを試し履きできる機会はなかなかありません。知っているようで実はよく知らない、自分の足の形について理解するチャンスです!
編集部員Mは足が細めで、かかとに靴擦れが出来やすいタイプ。これまで、ヒール靴でもぺたんこ靴でも同じ足長24.5センチのものを買っていましたが、異なるサンプルを試し履きしたところ、1.5センチヒールであれば24.5センチの足囲L、3.5センチ以上のヒールであれば24.0センチの足囲Mが、ジャストサイズと判明。
スタッフの方いわく、「ヒールが高い靴は、足が前に動くので、ふだんより小さめの足長が合う方もいらっしゃいます。
反対に、ヒールが低い靴は足が広がるので、足囲の大きい靴の方が合う場合も。ヒールの高さや素材によって最適な型が違うので、色々なゲージを試し履きして自分に合ったサイズを探してみてください」とのこと。
これまで、なんとなく靴を選んできたことで、数々の失敗をしてきた編集部員M。ひとつ勉強になりました。
次に、靴のデザインや生地の素材などのデザインを決めていきます。
編集部員Mは、履き回ししやすいベーシックな形がいいなと思い、ベースデザインはプレーン、トゥカットはポインテッドL、ヒールの高さは1.5センチを選択。
生地は、レザー(本革)、ノンレザー(合皮)など44種類。シンプルなベージュにしたら、どんな服にも合わせやすそう。でも、クロコの型押しやバイソンプリントも可愛いし……。うーん、どれにするか迷います。
悩みに悩んだ結果、「ノンレザーのスウェード生地が、伸びやすくて履き心地がいいですよ」というスタッフの方のアドバイスが後押しとなり、レオパード柄のスウェード地に決めました。その柄に合わせて、ヒールの種類はメタリックに。
約30万通りの組み合わせのなかから好きなデザインを選べるのは、メリットでもありますが、頭のなかだけで理想のデザインを組み立てるのはちょっと難しいかも。
そんなときは、店舗のショーケースに置かれたサンプルシューズが便利。こちらを見ながら、スタッフの方と相談していけば、自分好みのデザインを決めていけるでしょう。
これにてオーダーは完了。最短1週間でできあがり工場から自宅に直接届きます。
後日、編集部員の自宅に届いたシューズは次ページに!
2019.12.24(火)
文・撮影=CREA WEB編集部