秋篠宮家の長女・眞子さま(27)と次女・佳子さま(24)は、2019年3月24日にご姉妹でサントリーホールを訪れられ、「千葉県少年少女オーケストラ東京公演」を鑑賞された。

 アンコールの曲では、観客と一緒に眞子さまと佳子さまも手拍子を送られたという。

 肩を並べてお座りになり、和やかな雰囲気で何かを話し合っていらしたご様子のお二人。

 しかし、その2日前に佳子さまが国際基督教大学(ICU)ご卒業に際して宮内記者会の質問に回答された文書には、眞子さまのご結婚関係儀式の延期についてのお気持ちがはっきりと綴られていた。

「姉が結婚に関する儀式を延期していることについてですが、私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています」


公務スタイルから素顔まで
「まるで対照的」

 姉の眞子さまは「妹とは友人のような間柄で、家族の中では一番会話をすることが多いのではないかと思います」(眞子さまICUご卒業に際しての文書回答)と述べられたことがある。

 だが3歳差のご姉妹について、公務スタイルから素顔まで「まるで対照的」と語る関係者は多かった。

 眞子さまは2020年までご結婚を延期され、佳子さまがイギリス・リーズ大学留学から帰国、ICUを卒業されたことで、ご姉妹そろって公の場へ姿を見せられる機会も増えている。

 ここ数年のお二人のファッションから、それぞれの“メッセージ”を読み解いてみたい。

ICU卒業式の装いからも
お二人の個性が

 まだ記憶に新しい、佳子さまICUご卒業の日。

 ガウンの下からのぞくパープルのお召し物と、ヒールの高いホワイトパンプスで春らしさを演出された佳子さま。

 一方、5年前に同じくICUを卒業された眞子さまは、ガウンの下からのぞくシャツの襟が清々しく、ブラックのフォーマルなパンプスをお召しになっていた。

2019.09.29(日)
文=佐藤あさ子