“貯まらない”には理由があった
悪しき行動をチェック!

 ファイナンシャル・プランナー(FP)の花輪陽子です。

 「貯金がなかなかできない」そんな女性も多いでしょう。かく言う私も独身の会社員時代は貯金をするのが苦手で、『貯金ゼロ 借金200万円! ダメダメOLが資産1500万円を作るまで』というコミックエッセイも上梓したほどです。

 貯められない女性の気持ちが分かるFPとして、貯まらない女性がやりがちな悪しき行動を6つ挙げていきましょう。

当てはまるものはある?
貯まらない6つの行動

 当たり前ですが、貯金をするには消費を可能な限り少なくする必要があります。

 約2,500年前を生きたブッダは「財を散ずる6つの門戸」について言及しており、ふしだらな生活を非難しています。

 その6つを現代的に訳すと、次のようなことになるようです。

#01
お酒を飲みすぎる

 お酒を飲み過ぎると物をなくしたり、失言したりとよいことがありません。また、お酒代もかかりますので、たしなみ程度にとどめましょう。

 例えば、ワインはお金持ちの趣味というイメージですが、高級なワインは値段も比例するものです。また、ウイスキーなども希少価値のあるものは価格が高騰しています。ほどほどにしておけばいいですが、ハマり過ぎると危険です。

#02
ウィンドーショッピングをする

 目的を持たずに街のなかをふらふらすると、お金を失うことになります。用もないのにお店に近づかないようにしましょう。

 「ただ見るだけ。試着するだけ」が危険の元です。着道楽はお金を失いがちです。ファッションが趣味なら美容は引き締めるなど、贅沢は一点集中にするなどの工夫が必要です。

#03
道楽にはまる

 アーティストのライブや観劇などにはまり込みすぎると大金を失うことになります。

 たまにアーティストのライブに行くくらいであれば問題ないですが、追っかけをして地方公演や海外公演まで見にいくなど、毎月の出費になっている人は要注意です。

 YouTubeなど、お金がかからない手段も併用するように工夫しましょう。

2019.09.18(水)
文=花輪陽子