#4 ホ・スンホさん
「その地域性をよく表す
食堂が好き」
◆好きな地方は?
「統営(トンヨン)」
釜山よりさらに南に位置する統営がおすすめ。韓国のナポリと呼ばれる港街で、海鮮がおいしくて自然景観がとても美しい。私にとって一番行きたくてそして滞在したい街。
○地方旅のこだわり
地方の旅はグルメの旅と言ってもよいほど、その地域の特徴を生かしている食堂が好き。
◆ソウルでの居場所は?
「乙支路(ウルチロ)」
若い頃から見てきた風景と、最新スポットが共存するエリア。なぜか最近の自分自身のような気がする。老舗で食事してから新しいカフェでお茶するのがおすすめ。
○ひとこと
最近、ソウルの若者たちがディープな老舗に注目しだしている。なので観光客も前より老舗に入りやすいはず。ひと味違う「ソウルの味」を満喫しに遊びにきてくださいね!
#5 チョン・ウンスクさん
「ソウル最大の
ホットスポットは鍾路3街」
◆好きな地方は?
「慶州・群山(キョンジュ・クンサン)」
慶州はこれまで世界遺産のイメージしかなかったが、最近は生活感のある“裏慶州”を開拓中。ほかに、韓国最高の大衆酒場が1軒残る、群山に通っている。
○地方旅のこだわり
1.いい店は地元民、特に高齢者に聞く。2.地元民で混雑する店には迷わず入る。3.地方に限ず夫婦の店で夫がまめまめしく働く店に外れなし。
◆ソウルでの居場所は?
「鍾路3街(チョンノサムガ)」
おしゃれ(益善洞)とおやじ(楽園洞)が共存するソウル最大のホットスポット。江南や弘大で遊んでいるお子様にはわからないカオスな魅力。
○ひとこと
いつまでも、江南や弘大が栄える時代ではありません。鍾路3街や乙支路3街~4街で、韓国庶民の息吹を感じてください。
#6 ソン・シネさん
「街を歩き回ったり、地元で
お勧めされた店に行くのが好き」
◆好きな地方は?
「全州(チョンジュ)」
韓国の“食の都”と言われるほどさまざまなおいしい食事ができる。なかでも、モヤシクッパやビビンバ、マッコリは欠かせない。
○地方旅のこだわり
ソウルでは感じられない余裕と現地の食べ物が大切。現地でタクシー運転手やお店の人のお勧めに行くようにしている。
◆ソウルでの居場所は?
「漢南洞(ハンナムドン)」
有名企業の第一(チェイル)企画の周りは近くの梨泰院(イテウォン)に比べてより洗練されたお店やカルチャースポットが多く、テクテク歩きながら回るのがいい。
○ひとこと
ぜひ「CREA」を持って韓国に遊びにきてくださいね(笑)。ソウルはまだまだ変化し続けている街です。そして眠らない街でもあります!
2019年10月号(9月6日[金]発売)、韓国企画第2弾は「きれいになる&素敵カフェ&K-POP篇(仮)」。CREA Instagram : crea_magazineでは、今月の誌面こぼれ話や特別コンテンツを公開予定!
リグラム、リツイートの際は「#私の好きな韓国紹介します」をお忘れなく。
2019.08.25(日)
画像提供=韓国観光公社
撮影=松園多聞