日本の雑誌やサイトから
海外レストランの情報を得る

 雑誌で信頼がおけるのは「専門料理」「料理通信」「料理王国」などの料理雑誌の海外レストラン情報。

『専門料理』。
『専門料理』。
『料理通信』。
『料理通信』。
『料理王国』。
『料理王国』。

専門料理(柴田書店)

http://www.shibatashoten.co.jp/magazine.php?cid=3


The Cuisine Press
Web 料理通信

http://r-tsushin.com/


料理王国

http://www.cuisine-kingdom.com/

 このほか、「CREA」をはじめとした女性誌などの現地コーディネーターが取材した記事もおすすめです。

 もちろんこれらの雑誌のサイトも参考になりますし、また、こうした媒体のなかで自分の気になる店を見つけたら、その店名で検索してみると、より詳しい情報が得られます。

 その際、気になる店の名前1件だけでなく、複数の店名で検索をかけると網羅性があり、信頼度が高いサイトにぶつかる可能性が高くなります。

「ヒトサラ海外版」。
「ヒトサラ海外版」。

ヒトサラ海外版(hitosara World)

https://hitosara.com/world/

対象都市はまだ少ないですが、セレクトしている店はどこもまちがいのないところばかりです。

動画でもレストランを楽しむ

 昨今は料理の世界でもテキストや静止画像ではなく、動画での発信が活発になっています。

 たとえば、日本では東京の3ツ星店「龍吟」などが動画のクオリティの高さで知られています。

「龍吟」のYouTubeページ。
「龍吟」のYouTubeページ。

 海外の気になるお店について調べるときは、グーグルなどの検索でテキストだけではなく、動画での検索結果ものぞいてみるとよいでしょう。

 かりに言葉が分からなくても料理や店の雰囲気をより身近に感じることができる場合もあります。

「龍吟」Youtubeチャンネル
TOKYOGASTRONOMY

https://www.youtube.com/user/TOKYOGASTRONOMY

 また、Netflix(ネットフリックス)の「シェフのテーブル(CHEF'S TABLE)」は世界を代表するシェフに焦点をあてた番組で、2019年3月6日現在、世界の注目すべき26人のシェフの素顔に迫ることができます。

「シェフのテーブル」。
「シェフのテーブル」。

 もちろん日本語の字幕つきなので、これを事前に見ておけば予習としてはかなり心強いものとなります。

 ちなみに1カ月の無料体験期間があるのでその間にまとめて見てしまうという方法もあります。

シェフのテーブル(CHEF’S TABLE)

https://www.netflix.com/jp/title/80007945

橋賀秀紀(はしが ひでき)

トラべルジャーナリスト。筑波学院大学非常勤講師。東京都生まれ。著書は『エアライン戦争』(宝島社)など。訪問国数は118カ国。海外渡航歴は200回以上。

Column

プロがこっそり教える賢い海外旅行術

海外渡航歴は200回以上。安くて賢い旅行術を語らせたら第一人者のトラベルジャーナリストがこっそりCREA WEB読者にだけ教える海外旅行術。これを身につけたら、毎月でも海外旅行に行けちゃいます!

2019.03.15(金)
文=橋賀秀紀