きれい? 汚れてる?
空気の状態が一目でわかる
操作はとてもシンプル。
天面右側にある操作パネルのボタンを軽くタッチするだけで、電源のオン/オフ、風量の調節ができます。風量は、おやすみ・弱・中・強の4段階で切り替えられます。
また、周囲の環境に合わせて自動運転する「スマート運転機能」を搭載。
「スマート運転」機能(AIRMEGA 400)は、室内に舞うダストの量に合わせてファンの回転スピードを自動調整する「おまかせモード」、10分以上きれいな状態が続くとファンが停止する「エコモード」、部屋が暗くなり、3分以上きれいな状態が続くと消費電力と運転音を低減する「おやすみモード」、そして、日本仕様のみ搭載された「花粉モード」の中から自動で最適な運転モードに切り替わります。
実際にスマート運転で使用してみたところ、外出して部屋に戻ると、ブォーッと風量が強まり、わたしが持ち帰ったであろうダストを吸い取ってくれているのがわかりました。
操作は押すというより、軽く触れるだけ。
電源ボタンはタッチすると起動し、3秒ほど長押しするとオフになります。電源のオン/オフをする際、リズミカルな効果音が鳴るのも楽しい。
天面左側には「Max2 Greenフィルター」と「プレフィルター」のお手入れ時期のお知らせ機能を搭載。インジケーターでフィルターの汚れ具合を確認できるので、お手入れ時期を逃しません。
お手入れが必要な時期までの目安を5段階で表示し、お手入れや交換の時期を可視化。ランプが5段階で消えていき、交換時にはランプが赤色に点灯します。交換時期がすぐに確認できるので、便利。
さらに、本体前面LEDリングで空気の状態を“見える化”。汚れている「赤」、やや汚れている「黄」、普通「緑」、きれい「青」の4色で表示され、空気の状態がチェックできます。
いざ電源を入れると、赤色に点灯しました……。空気が汚れているサインです。
その数分後、ランプの色が青色に! 短時間で空気がきれいになりました。
フィルターは左右のサイドカバーから簡単に着脱できます。
「Max2 Greenフィルター」は1年毎に交換することが推奨されていて、交換用フィルターは2枚入り(1台分)14,000円前後。ここでの“1年”は一般的な環境でフル稼動したときの目安。
実際の使用履歴に基づいて算出されたベストな交換時期を知らせてくれるので、無駄にフィルターを交換する心配もなく、性能に影響するほど汚れすぎることもありません。
「AIRMEGA400」のサイズは幅376×奥行き376×高さ580ミリ、適応面積は48畳。最大風量は12.1平米/分で、8畳の部屋をわずか6分で浄化します。
サイズは大きめですが、インテリアの邪魔をしないシンプルなデザインなので、どの部屋に置いても違和感はありません。また、最大風量時の音は51デシベル。換気扇が回っている時くらいの大きさで、特に気になりませんでした。
「AIRMEGA300」のサイズは幅345×奥行き345×高さ538ミリ、適応面積は38畳。寝室や子ども部屋に置きたい人は、一回りサイズが小さい300がオススメです。
Column
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2019.03.09(土)
文・撮影=善村苑香