ベースメイクは
“簡単キレイ”の技もの揃い
KATEのベースメイクは、ポイントメイクが美しく映える肌をつくるのが大前提。昨年発売された「THE BASE ZERO」シリーズはまさにひとクセあるKATE流のベースメイク。薄づきファンデが主流の時代に“脱・薄づき”を提案したのだから。
「ナチュラルに見せたくて薄づきファンデーションを使っても、気になるところは何度も重ねて結局は厚塗りになってしまう。それよりもひと塗りでカバーして厚塗り感をなくす方が簡単でキレイ。肌悩みをゼロにする発想から生まれたベースメイクです」
その仕上がりを叶えるのが、カバーを“盛ってならす”独自のハイカバー&スムース処方だ。最初のタッチはこってりしているけれど、塗り広げていくとみるみる肌と一体化して厚ぼったくならない。しかも、毛穴の凸凹や色ムラをしっかりカバー。血色感のある肌に見せる色設計といい、まさに大人肌のお助け!
新アイシャドウは
KATEの世界観をまるごと凝縮!
毎回新製品として登場するアイシャドウはKATEの花形アイテム。旬の色と質感が遊べてバリエーションも豊富だし、しっとりなじんで発色抜群のクオリティも人気の秘密だ。
「誰にでも簡単に使えるように“半歩先のトレンド”を取り入れてクールでかっこいいものをつくるのがKATEのミッション。だからトレンドがポップでかわいい方向になっても、そこを狙った色は出しません」
そこまでこだわっていたとは。今年11月に発売される「ダークローズシャドウ」はファンにはたまらないサプライズに!
「KATE初の試みとなるKATEの世界観を色で表現したアイシャドウです。ダークなバラの花びらを重ねるように、くすみカラーでまぶたを色づけしてクールでセクシーな目元を演出します」
KATEのアイシャドウは「新しいものほど売れる」という逸話が。限定アイテムや新シリーズも出るのでチェックを。
※1 海外込、限定品含む(期間 2003/2/1~2018/8/31)
※2 海外込、限定品含む(期間 2001/8/16~2018/8/31)
●教えてくれたのは……
遠藤舞憂子さん
カネボウ化粧品 商品開発部門 メイクグループ KATE担当。入社以来メイクの商品開発に携わり、2012年からKATE担当へ。KATEの独自の世界観を商品で体現しつつ、お客さまに魅力的で個性的な商品づくりを心掛けている。
Column
吉田昌佐美のブランド魂発見!
鋭い視点からの取材力と情報の蓄積に定評を持つキャリア35年の重鎮美容ジャーナリストが、コスメブランドそれぞれの「強み」を解説。さまざまな逸品ビューティアイテムに込められた「魂」に迫ります。
2018.10.21(日)
文=吉田昌佐美
撮影=吉田健一