美容ジャーナリスト・齋藤薫が、コスメデコルテの名品コスメをとおして“今の時代を象徴する女性像”を半年にわたって探ってきた、好評連載の最終回。
コスメデコルテ人格論 最終回
「愛するから愛される。
20年間、愛され続けた奇跡の名品が
人を引きつけて離さない“愛され肌”をつくる」 齋藤薫
愛されたいなら、まず相手を好きになること。“好感度”の好きという字は、「好かれる」より「好きになる」の好き……。会う人会う人をすぐに虜にする女性には、会った人をたちまち受け入れ、何か温かなもので包むような笑顔がある。それは、まさに相手を愛せるから愛される人のもの。ただの肖像画のような笑顔じゃない。相手をぐっと引き込むような“引力のベクトル”をもった笑顔。そういうベクトルを生むのが、自ら相手を好きになる気持ちの大きさなのだろう。
“愛される化粧品”に共通しているのも、人をキレイにしたいという情熱がひしひし伝わる処方。どんな悩みをもつどんな肌にも、またどんなに強張ったアレた肌にもするすると入っていくことと、明らかに肌を変えること。20年のロングセラーという快挙を成し遂げた「コスメデコルテ 化粧液」も、ともかく比類のない浸透力と、確実に届くからこその目に見える効果が、そのとてつもない支持につながった。
化粧水やクリームならそこまでのロングセラーもありえるが、年々進化し、最先端を競うべき宿命にある美容液での20年ロングセラーはほとんど奇跡。なぜそんな奇跡が起きたのか?
独自のデリバリー処方、多重層リポソームでは、たまねぎ状に幾重にも重なったカプセルの層が時間経過とともに徐々にほどけていって、中に包み込んだ美容成分を少しずつ放出し続ける。だから、潤いが止まらないという新しい手応えをもたらすのだ。言いかえれば、潤いが肌に引っ張り込まれるように、ひたむきに入っていくから、肌の中で潤いがぐるぐるとめぐる。肌いっぱいに美肌成分が行き渡り溢れ出す。そんな状態をイメージしてほしい。
だから毎日使うと、キメがパンと膨らんで、ふと触れてみたくなる、いつまでも見つめていたくなる、文字通りの“愛され肌”ができあがる。単なる美肌じゃない。人を虜にする、見る人をその場でぐっと引きつける“引力のベクトル”をもった肌になるのだ。
1プッシュに数万兆個の多重層リポソームを含んでいること自体がミラクル。もともと狙い通りに成分を届ける医薬品にしか使われていなかった多重層リポソーム技術を、化粧品に応用するために8年の歳月を費やし、さらに有効性の実証に3年をかけているのだ。そこまでの手間と時間と、愛情を注ぎ込んだ一品だからこそ、20年のロングセラーという奇跡も、逆に少しも不思議じゃないのである。
愛される化粧品は、愛される肌をつくる。だからもっと愛され、またもっと人を魅了する肌をつくる……人をキレイにしたいという、熱烈な想いでつくられた化粧品だけに許された法則である。
コスメデコルテ
コスメデコルテ 化粧液
1992年の発売以来、めまぐるしく進化する保湿美容液のなかで、一度も処方を変えることなく、“モイスチュアリポソーム”の愛称で親しまれてきた、コスメデコルテを代表する美容液。医薬品に使われていた“多重層リポソーム”技術を初めて化粧品に応用し、長時間にわたって、肌の奥深くまで潤いを届けることに成功。使い続けると、キメがふっくらし、肌質まで変わっていく。“洗顔後すぐ”という使用方法は、ブースター美容液の先駆けにもなった。40ml ¥10500、60ml ¥14175 ※11月1日にアニバーサリーボトル(85ml ¥15750)を限定発売
URL www.cosmedecorte.com
電話番号 0120-763-325
齋藤薫 Kaoru Saito
女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイストに。女性誌において多数のエッセイ連載を持つほか、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『人を幸せにする美人のつくり方』(講談社)、『大人になるほど愛される女は、こう生きる』(講談社)、『The コンプレックス』(中央公論新社)、『なぜ、A型がいちばん美人なのか?』(マガジンハウス)など、著書多数
2012.10.09(火)
text:Kaoru Saito
photograph:Hajime Watanabe