うるおいのある艶髪を
冬もキープするための救世主
元祖キューティクルケアブランドといえば花王の「エッセンシャル」。1976年に誕生したこのブランドが「天使の輪、光ってる?」と問うたことで世の女性たちは、「艶やかな髪に必要なのはキューティクルケアだった!」と気づいたのです。
そして40年の間、ひとときも休まず女性のヘアケアについて研究を重ねてきた花王から、2016年8月に新たな発想のもと、「キューティクルエッセンス」が発売されました。
「天使の輪」が光る、艶やかな髪にはキューティクルが必要……それって、つまりどういうこと? 花王の研究員、井上将来さんに聞いてみたところ、「キューティクルとは、外部からの刺激から髪の内部を守るための、いわば“防御壁”です」と、模型を使って教えてくれました。
右:表面の脂質がはがれ、タンパク質層がもろくなって表面が削れて凸凹に。「キューティクルが傷んでいる」とはこの状態。
キューティクルが髪の表面を覆っていることで、毛流れが整い、指通りがよく艶のある髪の毛になります。反対にキューティクルが傷んでしまうと、表面にできた凸凹のおかげで摩擦が大きくなり、指通りが悪くパサついた印象に。
「キューティクルが傷んで、タンパク質層が凸凹の状態になると、従来型のトリートメントでは凸凹の表面にケア剤が塗布されるだけ。ケア剤が定着しないため、時間がたつとトリートメント効果が薄れていきます。そこで、まずはこの凸凹を“埋める”ことが大切だと考えました」(井上さん)
この凸凹部分を埋めるために登場したのが、「キューティクルエッセンス」。シャンプーでの洗髪後、とろりとしたジェル状の「キューティクルエッセンス」を髪全体になじませます。このあとコンディショナーにすすむわけですが、ここでは「キューティクルエッセンス」を洗い流さないのがポイント。ジェルを“直ぬり”して、その上からコンディショナーでフタをするイメージです。
百聞は一見にしかずと、編集者Uが「キューティクルエッセンス」を体験してみることに。
毛流れが良くなり、「天使の輪」が光ってる! 洗髪後に撮ってもらったうしろ姿の写真を見て、思わずCM女優になった気分になりました(笑)。週に1、2回程度の使用で、この輝きが持続するのだとか。
空気が乾燥していて、パサつきがちな髪に悩んでいたこの季節に、頼もしい相棒を発見しました。
花王 エッセンシャル
http://www.kao.co.jp/essential/
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Column
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2017.02.18(土)
文・撮影=CREA WEB編集室