気になる運転音は少し高めに響く音
電源などのボタン類は送風口の背面に搭載されています。温度は「速乾(78℃)/標準(62℃)/低温(45℃)/冷風(28℃)」の4段階、風量は「スピード乾燥/レギュラー乾燥/スタイリング」の3段階で調節可能です。温度・風量はそれぞれのボタンを押すだけで簡単に設定でき、使用中の設定はLEDの点灯で示され、パッと見ただけで確認できるのが便利。
そして、ダイソンといえば気になるのが「音」!
実際に使ってみましたが、通常のドライヤーの音が「ブオー」という低めの音だとするなら、「スーパーソニック」は「キュイーン」という高めの音。一般的なドライヤーと比べると、最大風量時でも周囲の音が聞き取りやすいように感じました。ただ、風量を上げるほど高音が響くので、「歯医者で歯を削る時の音が苦手」という人には向かないかも。
温度に関しては標準(62℃)や低温(45℃)でもしっかり温風が出てきます。筆者としては、速乾(78℃)は少し熱めに感じましたが、とにかく素早く乾かしたい! という時はスピード乾燥+速乾がとても活躍してくれます。ちなみに、送風口の上部には温度センサーを装備していて、設定温度前後の温度になるようコントロールしているのだそう。
また、お手入れも簡単。吸気部のフィルターの汚れ具合はセンサーで感知して、掃除のタイミングは風量調整部のLEDが点滅し知らせてくれる仕組み。掃除と言っても、ハンドル部下部の吸気部のカバーを外して、乾いた布でフィルターを拭き取る程度と楽ちんです。
2016.06.12(日)
文・撮影=齋木香奈美