荷物が少なめな4人の旅上手に聞く、旅の道具。
第1回は、liflattie ships バイヤーの浅沼智香子さんにお話を伺いました。
» 第2回 ONOMICHI DENIM PROJECT担当の小川香澄さん
» 第3回 and wander デザイナーの森 美穂子さん
» 第4回 groovisions 代表の伊藤 弘さん
思い出が刻まれる旅の道具こそ
丈夫で長く使えるものを
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ものを買う時は、気に入るものが見つかるまで妥協できないタイプなので、その分、“丈夫で長く愛用できるもの”に魅力を感じます。旅道具はまさにその集大成で、使い勝手のいいものが選りすぐられていますね。なかでも財布は最強アイテム。パスポートや航空券も一緒に収納できて、本当に便利なんです。
スーツケースは、頑丈なRIMOWAのTOPAS MULTIWHEELを愛用中。旅先ではどうしても荷物が増えていくので、スーツケースの中を仕分けるケースや、軽くて容量があるサブバッグが欠かせません。現地での移動も多いので、ストールやサングラスもマスト。ワンサイズ大きいパジャマを持って行って、ホテルでリラックスする時間も旅の楽しみです。
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1:貴重品をまとめて収納
GLENROYALのTRAVEL WALLET
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「パスポートや航空券が入るポケット、ペンホルダーもあって万能です」(浅沼さん)
ブリティッシュメイド 青山本店
電話番号 03-5466-3445
2:素材重視の快適ストール
KHADI & COのストール
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「温暖な国に多い過剰冷房や、機内での防寒に必須。日除けにも使いますね。濡れても乾きが速いカディコットンが重宝します」(浅沼さん)
3:コンパクトで収容力抜群
FILTのネットバッグ
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「サブバッグは大小2つ持参。小さいこのバッグはショッピングのサブバッグに。伸縮性があるので、意外とたっぷり入ります」(浅沼さん)
4:BRAUNのアラームクロック
「携帯電話のアラームだけでは心配で。早起きの強い味方です」
5:ニューヨークのスーパーで購入したHeftyのTravel Bags
「化粧品など小物を仕分けたり、レシートをまとめたり、多岐にわたって活用してます」
6:OLD NAVYのビーチサンダル
「ホテルでは靴を脱いでリラックスしたいので、スリッパ代わりに履きます。バスルームもそのまま行き来できて便利」
7:Ray-BanのJACKIE OHH
「サングラスは移動中の必需品。特に海外は日差しが強いので欠かせません」
8:HERMÈSのオメニトゥ ボックス カーフ ポシェット
「15年前、パリで買ってから、ちょっとしたお出かけの定番バッグに。洋服を選ばないデザインも気に入ってます」
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●今回お話を伺ったのは……
浅沼智香子(あさぬま ちかこ)さん
liflattie ships バイヤー。1967年、神戸生まれ。SHIPS神戸店、東京本社のバイヤーを経て現在はフリーでliflattie shipsのバイヤーを担当。
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2016.04.07(木)
text=Chiaki Tanabe(Choki!)
photographs=Hirofumi Kamaya
CREA 2016年5月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。