大仙院の門へ続く大徳寺内の参道。境内は広く街の喧騒とは隔絶している。 方丈の一角「礼の間」から「下の石庭」を望む。庭を隔てているのは渡り廊下の遺構「透渡殿」。 「書院の間」から覗く「上の石庭」。千利休が豊臣秀吉のため、手前の平らな「沈香石」の上に花を生けたという逸話が残る。 玄関脇の開口部より方丈正面に広がる枯山水庭園「大海」を眺める。二段に刈り込んだ植栽が空間の広がりを演出している。 方丈西南にあたる「檀那の間」の襖8面に描かれた狩野元信《四季花鳥図》。こちらは北側4面のもので複製。原画は重要文化財で京都国立博物館に収蔵されている。 方丈東南「礼の間」を彩る襖絵、狩野之信《四季耕作図》(複製)。大らかで巧みな筆の運びに心が和らぐ。 本堂とともに国宝指定を受けている玄関。現在の日本家屋に見られる玄関の原型である。 玄関上部に施された透かし彫りの繊細な装飾が、空間の格調を高める。 隅々まで清掃が行き届いている方丈内部。修行の場として長年使い込まれてきたからこそ発せられる鈍い輝きがある。 方丈内部の足元にも濃やかな装飾が施されている。