ライトアップされた世界遺産の古代遺跡、エフェソスの円形劇場は、現在でも「TOSCA」や「EVITA」などのオペラも盛んに上演されている。 世界でも最大規模を誇る古代都市遺跡、エフェソス(エフェスとも)。 オープンエアの遺跡見学の前に、エフェソス・エクスペリエンス・ミュージアムでタイムトラベル体験を。 日本語の音声案内もあり、理解が深まって遺跡歩きが楽しくなる! 大劇場の手前にあるアゴラ(集会広場)では政治や宗教の会合がもたれていた。 かつて1万2,000冊の蔵書(巻物)があったといわれるセルシウス(ケルスス)図書館。 2万4,000人も収容できる円形劇場の聴衆席。上のほうに座っても舞台がよく観え、音も響く構造になっている。 便座が大理石製のローマ式公衆トイレ跡。下に水が流れる水洗式だった。隣の位置がまあまあ近い。 大理石の通りと呼ばれる道は、セルシウス図書館を起点にハドリアヌス神殿やトラヤヌスの泉、ヘラクレスの門などのエフェソス遺跡のハイライトにつながる。 大理石が敷き詰められたアルカディアン(ハーバー)通りは、現在は幅11m、全長約500mの真っすぐに伸びる道。4~5世紀に完成した当時は大理石下に上下水道管が敷かれ、外灯が通りを照らしていたそう。両脇には商店が立ち並び、往時は古代のエフェソス港までつながっていた。 メドゥーサの首のレリーフは現在、遺跡の入口に置かれている。 アポロン神殿の柱廊には当時120本の巨大な列柱が立っていたらしい。根本付近に施された精緻で華やかなレリーフもお見逃しなく。 遺っている列柱の一部はイオニア式円柱で約20mの高さ。壮大さに圧倒される。 古代神殿の四方は階段に囲まれている。 紀元前3000年頃の土塁の中から発見された大理石の劇場は、ほとんどその時代のままの状態で遺っている。 巨大な長円形の競技場も遺る。 かつて3階建て以上だったと思われる建造物の一部にも美しい彫刻が施されている。 ハドリアヌスの大浴場跡に遺る大理石の彫像。 アフロディーテ神殿の入口の門にあたるテトラピロン。現在は修復中。 ボドルムのシンボル、聖ペトロ城(ボドルム城)から見下ろすマリーナ。 クルージング中にお世話をしてくれる日焼けも眩しい船長とクルーたち。 16名乗りのヨット。寝室も完備しているので、プランによっては海上で宿泊も可能。 波穏やかな海を眺めながら冷たいワインを。 入り江でアンカーを下ろし、停泊中に海水浴。泳ぎたい人は水着を忘れずに。 ここでもハマムタオルが大活躍。 船内には寝室が6室、12名の宿泊が可能。各部屋にトイレとシャワーも完備している。 船内ではクルーが軽食やドリンクの準備をしてくれる。ニンジンスティックをレモン果汁に浸けたフィンガーフードなどを提供。 フレッシュなアプリコットに楊枝を刺しておもてなし。 クッキーなどの焼き菓子や塩気をきかせたスナック、パイなども登場。 聖ペトロ城が間近に迫るとクルージングも終了。