フランク・ロイド・ライトスイートで連載第1回が掲載された「IMPERIAL」80号を手にする角田さん。同号は上高地帝国ホテル開業80周年記念号だった 角田光代(かくた・みつよ) 1967年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、訳書『源氏物語』(全三巻)で2020年度の読売文学賞を受賞する。近著に、『明日も一日きみを見てる』(角川書店)、『ゆうべの食卓』(オレンジページ)など。 *連載「掌編小説 ホテル物語」をまとめた本は文藝春秋より刊行される予定です。 八島和彦(やしま・かずひこ) 1971年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学商学部卒業。94年帝国ホテル入社。営業部営業二課ニューヨーク案内所支配人、同課支配人、宿泊部客室予約係課長を経て、2016~21年、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に出向。その後、企画部次長、帝国ホテル 東京副総支配人兼ホテル事業統括部長を経て、23年4月に執行役員 帝国ホテル 東京 第14代 総支配人に就任。 本館1階展示スペース「IMPERIAL TIMES」にて。足かけ11年の連載を終えて、なごやかに話は弾んだ