編集部のそばに咲いていたハギ。 「ハギは草に見えますが低木です。花は同じマメ科のスイートピーとよく似ているんですよ」(佐藤さん) オフィス街から少し歩いた川ばたで、紫色のサルビアの花を見つけた佐藤さん。 上段左から:ハギ、サルビアガラニチカ、サルスベリ 中段左から:ヤブラン、アベリア、ミズヒキ 下段左から:パンパスグラス、フヨウ、ローズマリー ハギ(萩):マメ科ハギ属。高さ1〜2mほどになり、全国の山野に分布。写真提供/神代植物公園 ススキ(尾花):イネ科ススキ属。花に白い綿毛をつくり、風に乗せて種を散布。十五夜のお月見にお団子などと一緒に飾られます。写真提供/神代植物公園 クズ(裏見草):マメ科クズ属。濃い紫の花が甘く香るつる植物。根は漢方薬や和菓子の材料にも。写真提供/神代植物公園 ナデシコ(撫子):ナデシコ科ナデシコ属。古名は「常夏」。細い茎の先に可憐な花を咲かせ、花びらは細く裂け、白色や淡い紅色。写真提供/神代植物公園 オミナエシ(女郎花):スイカズラ科オミナエシ属。黄色い花が頭部に群がって咲く、女性的で繊細な花姿が愛されています。写真提供/神代植物公園 フジバカマ(藤袴):キク科ヒヨドリバナ属。藤色の花びらの形が袴に似ており、茎や葉は良い香りがするので匂い袋に入れたりも。写真提供/神代植物公園 キキョウ(桔梗):キキョウ科キキョウ属。野山に自生し、青紫、白の星形の一重の花が特徴。写真提供/神代植物公園 神代植物公園のパンパスグラス。写真提供/神代植物公園 例年12月上旬ごろに見ごろをむかえる神代植物公園のかえで園の風景。写真提供/神代植物公園 「アジサイを楽しめるのは梅雨時だけではないんですよ」と、秋色アジサイを手にする佐藤さん。 秋色アジサイ:特定の品種や種類ではなく、アンティークのような色合いに染まったアジサイの通称。 シュウメイギク(秋明菊):キンポウゲ科イチリンソウ属(アネモネ属)。ソフトピンクの花色がやわらかい印象。 イングリッド・バーグマン:バラ科バラ属。美しく気高い緋赤色で全体のバランスも見事。往年の名女優を讃えて名付けられたバラ。写真提供/神代植物公園 エリドゥ・バビロン:バラ科バラ属。花名は古代都市の名前から。ピンク、赤、複色でエキゾチックな一重咲きのバラ。写真提供/神代植物公園 ブルー・バュー:バラ科バラ属。透明感のある花色で目を引く、通称「青バラ」。丸弁の平咲きでほのかにティーローズの香りが。写真提供/神代植物公園 フロリック:バラ科バラ属。「陽気な遊び」「戯れ」などの意味がある丸弁の平咲き半八重のバラ。ピンク色が華やか。写真提供/神代植物公園 ツユクサ(露草):ツユクサ科ツユクサ属。早朝に青い蝶形の花が咲き、昼にはしぼんでしまいます。「花を摘むと雨が降る」という伝承も。 左からローズゼラニウム、ミント、ローズマリー。 佐藤さん撮影のキャンプ場でのひとコマ。 青空の下、持ち込んだミントをたっぷり入れて飲むモヒートは格別。