竹や和紙など日本らしい香りに包まれる都心の宿。 縦の空間に旅館の要素を組み込んだ「塔の日本旅館」。 建物を覆うのは、「麻の葉くずし柄」の格子。 玄関の縁台には歳時記を演出。 畳の心地よい香りに包まれながら、館内へ。 最も広い客室の「菊」。ダイニングテーブルやソファ、ウォークインクローゼットを備える。 「桜」は、竹素材のクローゼットや太鼓張りの障子が特徴。朝は、江戸小紋柄の格子が陽に照らされ、美しい影を障子に描く。 一日に何度でも足を運びたくなる、お茶の間のようにくつろげるスペース。 「お茶の間ラウンジ」には、厳選したお茶やオリジナルのコーヒーなども。湯上がりには、冷凍庫のアイスキャンディーが嬉しい。 デザイン性と簡易性に優れた着物は、洋服よりも気分が盛り上がる! 内風呂から続く露天風呂からは、星が見えることも。 内風呂に続く露天風呂からは、星が見えることも。 温泉の脱衣場に用意されているのは、昔懐かしい瓶入りの牛乳。 日本酒を味わいながら、江戸時代から伝わる曲芸を鑑賞。 17~19時は、2階のロビーが「SAKEラウンジ」に様変わり。季節ごとにセレクトした日本酒や日本ワインが用意される。 シグネチャー料理は「五つの意思」。五味(酸、塩、苦、辛、甘)をそれぞれ小さな一つの料理で再現。料理に合わせて、土台にする石の温度も変えている。 地層をイメージした左官仕上げの壁と大きな岩に迎えられるダイニングは隠れ家のよう。 ある料理のモチーフは、蓮の葉に迷い込んだカツオ。ストーリーを想像しながら食べればいっそう美味しく。 品書きには「融」と記された鮪の料理。 浜田料理長自ら、生産者の元へ出向き、森に入り、食材を吟味。