第一弾は、群馬県桐生市の染め物
第一弾として発表したのは、群馬県桐生市の染色工場「桐染ーKIRISENー」とコラボレートした手ぬぐい、Tシャツ、トートバッグ。水のゆらぎを思わせる藍色のグラデーションが印象的だ。
コラボのきっかけは、伊香保温泉を訪れた帰りに立ち寄った桐生の町。昨今、繊維や染色、衣料に関わるクリエイターたちが移住し、ショップや飲食店を開くなど新しい文化が生まれているという。渡部さんにとっても「すぐにまた桐生の町を訪れたい!」と感じるほど、面白い出会いがあって、その一つが、「桐染ーKIRISENー」との出会いだった。
とあるショップで特徴のあるぼかし染めの手ぬぐいに心を奪われた渡部さんは、すぐに工房を訪ね、4代目の染色職人であり、元々グラフィックデザイナーをしていた平本友里さんと意気投合。若い頃から手ぬぐいを愛用し「いつかオリジナルを作ってみたい」と考えていたこともあり、プロジェクトは驚くほど自然に動き始めた。
水をテーマにしたプロダクトを
桐生桐染の染色の技術を活かしつつ、いま使いたいものを目指したプロダクト作り。色は、日本の伝統色から「藍」と「錆納戸(さびなんど)」を採用した。わずかに赤みを含んだ青色は、水面の揺らぎや時間の移ろいを思わせる。「僕自身、俳優として難しいことがあったとしても、あせらず、水のようにたゆたっていたい。安心感を与えられる存在でありたいと思っています」という渡部さん。そんな心境も色彩に反映されている。
後編では、渡部さん愛用の日本の手仕事を紹介します。
Gotas
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渡部豪太(わたべ ごうた)
1986年生まれ、茨城県出身。俳優。舞台、映画、テレビ、広告などで活躍。十代の頃カナダ留学をした際に、海外から見た日本の良さを再発見。以来、手ぬぐいを愛用したり昔ながらの日用品を集めたり、縫物など手作業をすることが趣味。時代劇の出演がきっかけで習い始めた日本舞通は9年目。2015年から出演していたEテレ系「ふるカフェ系ハルさんの休日」では、日本全国の古民家カフェを100軒以上回り、その経験から得た知識で古民家建築にも知見がある。
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