俳優・賀来賢人とデイヴ・ボイルが立ち上げた映像製作会社 SIGNAL181の長編第1作となる映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』(6月5日公開)。米国最大級のカルチャーの祭典「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)2026」のミッドナイター部門で観客賞を受賞するなど、公開前から国際的な注目を集めていた。

 本作で主人公・愛里を演じたのは、国際的な話題作『SHOGUN 将軍』への出演を経て、次々と話題作に出演している女優の穂志もえかさん。キャリアの広がりとともに見えてきたもの、そして人との関係のなかで育まれてきた感覚とは、どのようなものなのか。NHK連続テレビ小説「ばけばけ」に出演した俳優トミー・バストウさんとの交流エピソードも伺った。

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『SHOGUN 将軍』の仲間との強い親交

──幅広い作品にご出演されていますが、出演作はどのように選んでいるのですか?

 面白いと感じる作品かどうかはもちろんですが、それ以上に監督やスタッフのみなさんのクリエイティビティや情熱に惹かれてご一緒させていただくことが多いです。

 自分のなかに「芸能界のマジョリティではない」という思いがいつもあるので、 “ど真ん中”ではないところでクリエイティブを咲かせている方をみると、すごくうれしい気持ちになってしまいます。

──『SHOGUN 将軍』へのご出演など、つねに新しいことに挑戦されている印象があります。

 熱い情熱をもって作品づくりをされている方たちとご一緒させていただいていることが多いからでしょうか。情熱的なクリエイターのみなさんは、結果的に新しいことをしている方が多い気がします。

──『SHOGUN 将軍』のときは単独で長期間、カナダで撮影されたのですよね。

 はい。最終的には8カ月間、カナダのバンクーバーにいました。

 はじめは、10カ月間撮影が続くと言われていたんです。当時私は26歳で、「代表作」と呼べる作品も少なかったので、行く前は日本での俳優としてのキャリアに穴を空けることに、怖さや不安を感じていました。

 でも、日本から参加するほかのみなさんも『SHOGUN 将軍』のために10カ月費やす覚悟をされていたわけですし、ほとんどのキャストが海外作品への出演は初めてだったので、お互いに支え合い、強い交友関係も生まれました。この時ご一緒した方とは今もお付き合いが続いています。

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