下地アイテムの世界はカオスの時代に突入した
2:強力なUVフィルターを採用した次世代CCクリーム。リプラスティCC+ SPF50/PA++++ 40mL 12,000円/ヘレナ ルビンスタイン
3:虹色真珠パールが肌色を補正、透明感もプラス。SK-II オーラアクティベーター CCクリーム SPF50+/PA++++ 30g 8,500円/マックスファクター
4:独自の抗酸化成分&抗炎症成分配合で肌をケア。クレッセント ホワイト BB クリーム & ブライトニング バーム SPF50/PA++++ 30g & 1.5g 5,500円/エスティ ローダー
5:大気汚染などから肌を守る、デトックスUV。ワン エッセンシャル シティディフェンス SPF50/PA++++ 30mL 6,500円/パルファン・クリスチャン・ディオール
ともかく、かつてこんなにも“下地アイテム”が賑やかだったことはない。いや、それどころか“下地”は元々、あってもなくてもいいオプションアイテムの最たるもの。と言うより“化粧下地”なんて、そんな面倒なものは使わないって人の方が、はるかに多かった。
それが今や“主役”級のブレイクを見せている。考えてみれば不思議、“化粧下地”ってそもそもが、ファンデが肌にキレイにつかないから、その“つなぎ”として生まれたもの。肌表面の凹凸を地ならしして、少しでも仕上がりのクオリティを高めるものとして。でも今、ファンデーション自体の進化が目覚ましく、化粧のりも化粧もちもとんでもなく良くなって、ほとんど不満はないくらい。“薄づきなのにカバー力もあり”という具合に、最大の課題もすでにクリアされている。正直、もう“化粧下地”なんて必要ないくらい。なのに、必要だった頃は使わなかった人たちが、急に使い始めたのは、一体なぜなのか?
ひとつのきっかけはやはり、BBクリーム。元々は“整形後の肌のメンテナンス”のために生まれた、“ファンデ代わり”のスキンケア効果付きベースカバー。これが何となく下地を兼ねた“ライトファンデ”的なポジションになって大ヒット。このあたりで下地とファンデの境目が曖昧になっていったことに注目してほしい。
2015.07.02(木)
文=齋藤 薫
撮影=吉澤康夫