ヒストリック・ビルディングのスイートルーム

本館(ヒストリック・ビルディング)のスイートルームのひとつ「カメハメハ・スイート」。

 ロイヤル ハワイアンは、モダンでスタイリッシュな「マイラニ・ロイヤル・ビーチタワー」と、「ヒストリック・ビルディング(本館)」のふたつの建物から成る。本館は「ヒストリック」と呼ばれるように、1927年の創業時から紡いできたクラシカルなムードを色濃く残す建物だ。たとえば、天井の高さ。本館のゲストルームは、天井高がやや高めに設計されている。それは、アメリカ本土から長時間をかけて蒸気船でやってきたゲストに、少しでも開放的な空間を提供できたら、という思いからなのだそう。

ハワイアンアートや伝統工芸品がさりげなく飾られたリビング。

 またロイヤル ハワイアンが立つのは、 大王カメハメハ1世がオアフ島を支配したのちに、遊技場として使われていた王室ゆかりの地。カメハメハ・スイートを彩る赤と黄色は、ハワイ王室を象徴する色で、まるで王族の一員になったかのような滞在をかなえることができる。

リビングの奥にあるのは、広々としたベランダ。
波音と鳥の声をBGMにしたくつろぎの時間を。夜にはまったく違ったロマンティックなムードに包まれる。
ベランダからはこんなにも間近にビーチを望む。
ベッドカバーは王族にちなんだ赤×黄のハワイアンキルト。

2015.06.23(火)
写真=ハワイ州観光局