2026年10月10日夜9時からスタートの日本テレビ系土曜ドラマ『俺たちの箱根駅伝』。原作者の池井戸潤は、構想と執筆に十余年の歳月をかけて「もう二度と、こんな小説は書けないでしょう」とまで語る。
この秋、最大の注目ドラマに西南大学2年生・和田風太として出演する大原由暉が、本作に懸ける熱い思いを語った。
ハサミでの散髪に込めた役への覚悟
――(頭を見て)すごくきれいな刈り上げですね。
大原:ありがとうございます。最初に触れて頂きうれしいです(笑)。実はこれ、この『俺たちの箱根駅伝』のドラマ撮影がはじまった1月からずっと、バリカンじゃなくてハサミでやってもらっているんですよ。
撮影期間でいうと半年近くになりましたが、その間はずっと刈り上げていました。冬場はさすがにめちゃくちゃ寒かったです(笑)。暖かくなってきて、ようやくという感じですね。
3ヶ月で選手に近づくために
――合宿やトレーニング期間はどのくらいあったんですか。
大原:みんなで一緒に練習し始めたのは、撮影がはじまる3ヶ月前くらいです。中には前々から個人で準備していたキャストさんもいたようですが、僕はトータルでだいたい3ヶ月という感じでした。
最初は走り方もよくわからなくて「どう走ればいいんだろう」って……コーチや監督に話を聞きながら練習メニューを組んでもらって、それをこなしていきました。内容的には、実際に箱根を走る選手がやるようなトレーニングに近いものもありました。
――池井戸潤さんの原作、しかも箱根駅伝という国民的なテーマの作品です。
大原:プレッシャーは相当ありましたね。やはり池井戸さんの原作であること、そして箱根駅伝という大きなテーマを背負うことへの重みを感じていました。短い準備期間ではありましたが、なるべく本物の選手に近づけるよう、しっかり準備して撮影に挑みたいと思っていました。
――撮影で一番苦労したことは?
大原:走るシーンです。実際に箱根を走る選手のスピードって、僕たちが全力疾走するくらいのスピードなんですよ。50mならまだしも、100m、200mをそのスピードで走って、それを何シーンも、何カットも、何テイクも繰り返すので、体力的にはめちゃくちゃきつかったです。
