ミニャルディーズ(小菓子)も楽しい!

 最後の飲み物は、フレッシュなハーブティー。抽出する時間、あたりにさわやかな香りが広がります。

 合わせて出されるミニャルディーズ(小菓子)も楽しい!

 取材時は、巨峰、イチジクなどを使った「秋の果物のショートケーキ」「梨(新甘泉)のタルト」「焦がしバターのフィナンシェ」。甘みを抑えた上品な味わいの3品とハーブティーとでスッキリした後口。コースを味わった感動が深まりました。

 chieさんは、小さい頃、母親がクレープなどを作ってくれた影響で、小学生の頃からお菓子作りをしていたと言います。大学を卒業して会社に就職した後、製菓専門学校に入り直してお菓子の道へ。神戸・御影の菓子店で製造に携わり、芦屋や神戸のレストランでデザートを担当。

「パティシエを目指した時から、ケーキ屋ではなくデセールを出す店をやると決めていたんです。コロナ禍があって、さらに決心が強まり、店を始める前に海外修業をしておこうとイタリア・シエナに行きました」

 イタリアのリストランテでの経験から、素材を活かすことを大切にしているのだそう。

「フルーツの持ち味を大切にし、それを引き立たせるものを合わせ、飽きずに食べられるよう、工夫しています」

 2025年5月に自店をオープン。「もっと多くの人に、アシェット・デセールを知ってもらいたい。生産者を訪ねたいし、野菜を使ったデザートも出したい」。

 7月は宮崎マンゴー、8月は桃、9月は梨とイチジク。10月は栗で、11月は柿かブドウ。冬はできたての温かいものやりんご……。毎月、レストランさながらのデザートが楽しめます。

 そして、カウンターの一角には、chieさんが食感にこだわったという焼き菓子が並んでいます。

 薄くてサクサク食感の「フランス産小麦のサブレ」や「ごまクッキー」、しっとりしていて甘酸っぱい「木苺のジャムクッキー」、カリッと香ばしい「はちみつフロランタン」、さくほろでワインやビールにも合う「チーズクッキー」など、どれも優しい味で、買いやすい値段。小菓子で出された「焦がしバターのフィナンシェ」もあります。お家でのティータイムや手土産にもぴったり。

 毎月、アシェット・デセールのコースを楽しむ。記念日にレストランに出かけるように、そんな特別なおやつの日が毎月あってもいいですね。

「chie no mi(チエノミ)」

所在地 兵庫県神戸市中央区熊内橋通6-3-14 ハイム熊内橋1F 
電話番号 078–380-9560
営業時間 デザートコース(2部制)/11:00~12:30、13:00~14:30※営業日の2日前までに要予約
sweets & cafe/15:00~18:30
定休日 月曜、不定休あり
Instagram @chienomi_dessert_kobe