生花の咲きたてのいい香りを香水にしたい!

 育ててみると、ひとつひとつの花は小さいけれどかなりしっかり強く香るということがわかったり、八重に咲くものとシングル咲きのものがあることや、それぞれに少しずつ香りが違うことなどがよくわかりました。基本的に1日花なので、1日でパタッと落ちてしまうんですよ。夜に強く香るので、家に帰るとジャスミンの香りで満たされていて、本当に癒されます。

 ジャスミンは、金木犀と同じ木犀科なんです。金木犀の香り方も強いですよね。同じようにジャスミンも香り方が強く、しかもツルがどんどん伸びてどんどん増えていくという、結構強い植物なんです。タイやインドなどの熱い国では1年中咲いているのですが、日本では暑い期間しか咲かないし、冬の間は家の中に入れるなどのケアが必要です。

――なるほど、生花の香りを楽しめる期間が日本では短いんですね。

 ですから育てていない限り、咲きたての香りをかぐことは日本では難しいのですが、それでもこの生花の咲きたてのいい香りをたくさんの人に嗅いでほしい! 1年中この香りを楽しみたい! と思ったんです。実は最近は、ジャスミンの花をアルコールなどで漬けて食べられるかどうか試したりもしています。それもやはり、香りを体で堪能したいからです(笑)。

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