やっぱり実家のごはんはおいしかった

――実家で今も必ず食べるものはありますか?

 実家のごはんによく乗っかっていたのは、「ふきのとうを味噌で炒めたもの」。地元では、ふきのとうのことを「じゃおう」って呼んでいて。東京に来て、みんな「じゃおう」って言わないんだなと思ってました。

 あと、「こんにゃく」も家で作っていましたし、「うどん」も小麦粉を練って作ってました。家に製麺機はあったんですよ。上から入れると、2つのローラーを通って麺がきゅるきゅるっと出てくるっていう。

――いろんなものを手作りされていたんですね。

 だから、カップ麺食いてぇなって(笑)。親戚の家に行くと、市販の味噌だから味噌汁がサラサラしてるんですけど、家に帰って食べる味噌汁はごろっとした大豆が残ってたりして。

――当時は嫌だったかもしれないですけど、大人になってみると、ご実家での食事ってすごく丁寧な暮らしですよね。

 本当にそうです。たくあんも自分の家で漬けたものが食卓に並んでいましたし、庭であれ採ってきてとか言われて、摘んだばかりのシソを食べたりして。大人になってから実家のごはんを久しぶりに食べた時、うまいなってびっくりしました。

 お酒を飲めるようになった年齢になると、うわぁ、「じゃおう味噌」だけでアテになるなとか思ったりして。山って苦味のあるものが多いので、お酒に合うんですよね。季節ごとに採れるものが変わるなんて贅沢だなと今は思います。

――もし地元でおみやげを買うとしたら、何を選びますか?

 「六合ハム」っていうのがあったんですよね。どこで作ってるかはわからないんですが、村の文化祭とかで1本100円で売っていたりして。当時から高級だなと思って食べていました。……今はないのかな? あとは、「舞茸」がうまいんです。地元の後輩が作ってるんですけど、味がしっかりしておいしいので、ぜひ食べてみてほしいですね。

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タイムマシーン3号 関 太(せき・ふとし)

1979年生まれ、群馬県吾妻郡中之条町(旧六合村)出身で中之条町の観光大使。東京アナウンス学院で出会った山本浩司とともに2000年にコンビ結成。「M-1グランプリ」「キングオブコント」ファイナリスト経験者。「ヒルナンデス!」「有吉の壁」(ともに日本テレビ)にレギュラー出演するほか、多くの番組で活躍。
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