53歳で初めて母になった美容家の上田実絵子さん。独自の小顔メソッドで海外セレブリティからも信頼を集め、仕事に人生を捧げてきた彼女は、7カ国にわたる不妊治療の末に子どもを授かった。稼いだお金をすべてつぎ込み、心身ともに疲弊するなかで彼女を奮い立たせたのは、15歳下の夫がかけた一言だったという。

 そして出産後、ドバイの王族との交流から学んだ育児法には、周囲から「本当に何もしないんですね(笑)」と驚かれることも。壮絶な妊活のリアルと、高齢育児の答えに迫る。

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《53歳で初産》「稼いだお金はすべてつぎ込んだのに…」裏切られるつらさを何度も経験。7カ国での不妊治療中、我に返った“年下夫の一言”とは
「『本当に何もしないんですね(笑)』と驚かれることも…」53歳で初産の美容家が見つけた「高齢育児」の“答え”〈年の差婚のメリットも〉


7カ国で不妊治療も……

 もともと結婚や出産は考えていなかったという上田さん。仕事一筋の生活を送るなか、41歳で卵巣にチョコレート嚢胞が見つかったことをきっかけに、自身の人生を見つめ直し、妊活を決意した。しかし、その道は想像以上に過酷なものだった。日本での治療はもちろん、ドバイ、アメリカ、ドイツなど、最終的に7カ国で不妊治療を経験。「当時は稼いだお金をすべて不妊治療につぎ込む、という生活をしていました」と語るように、莫大な費用と時間を費やした。結果が出ないストレスから医師を責めてしまったこともあったという。

 50歳のとき、あと一歩のところで着床に失敗し、涙を流した上田さんに、夫は「なんで泣いてるの? 僕はそんな簡単に妊娠するものじゃないと思っているし、僕らよりももっと苦労している人もたくさんいる。泣くようなことじゃない」と言葉をかけた。この想定外の言葉に、彼女は驚いて涙が引っ込んだという。

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