グリーンジャケットという、栄光への道のり

 「マスターズ・トーナメント」は毎年4月第2週の日曜日が最終日となるよう設定されている。2026年は4月9日(木)から12日(日)にかけて開催され、記念すべき90回目の大会となる。この長い歴史の中で、ジャック・ニクラウスをはじめ、アダム・スコット、ジョーダン・スピース、松山英樹、スコッティ・シェフラー、ジョン・ラームら、多くのロレックス テスティモニーたちがグリーンジャケットの栄光に輝いてきた。2024年に2度目の優勝を果たしたシェフラーは、その喜びと感動を次のように語っている。

「これがどれほど特別か、言葉にするのは難しいです。コースはとても難しかったですし、再びこのジャケットを着て、ここに座っていることは本当に特別なことなのです。ロレックスの広告でグリーンジャケットを着た自分を見てとても興奮しました。私はロレックスと関わっていることを誇りに思います。また、他の偉大なチャンピオンたちと関われることも光栄です」

 また、2016年からロレックス テスティモニーを務める松山英樹は、2021年の「マスターズ・トーナメント」で優勝し、アジア、そして日本人男子として初めてマスターズ制覇を果たし、日本のみならずアジア全域のファンを歓喜させた。「このトーナメントで優勝したことで、開拓者になれていれば本望です。この結果が道を開き、多くの日本人選手が続いてくれることを願っています」。彼は以降も活躍を続け、2025年にはハワイで開催されたザ・セントリーで72ホールのスコアとしてはPGAツアー最少スコアの新記録となる35アンダーで自身11度目のツアー優勝を果たすなど、ゴルフエリートの道をひたむきに邁進している。

 彼らの後を追うべく、2026年もロレックス テスティモニーのルドビグ・オーベリ、マット・フィッツパトリック、ビクトル・ホブラン、コリン・モリカワらトッププレーヤーたちが初のグリーンジャケット獲得を目指す。なかでもルドビグ・オーベリは、2022年にアマチュア世界ランキングで1位になり、2023年にプロ転向。2024年には「マスターズ・トーナメント」でメジャー初出場にして2位になるなど、近年でも注目すべきスタープレーヤーとして今大会での活躍も期待されている。

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