この記事の連載
昨年春、審査員と編集部が「使ってみて本当によかったフェムケアアイテム」を表彰するアワード「ベストフェムケア」を開催しました。そこから1年半、フェムケアが浸透しつつある今年は、もっと女性のからだに寄り添う形で、12個のお悩み別に「ベストフェムケア」を発表します!
今回ご紹介するのはオーガズムを感じづらく、「なかなかイケない部門」です。
※編集部より:症状が日常生活に支障をきたす場合や、掲載商品の使用で改善が見られない場合は、早めに医療機関を受診してください。
【なかなかイケない部門】

2:ORA™ 3 アクア 29,700円/LELO
3:goliate プレジャージェル 30mL 4,950円/ラブピースクラブ
4:exsens オーガニックグルメ マッサージオイル スペアミント 50mL4,290円/ラブピースクラブ
5:LCローションバス トロケアウ 250mL 1,600円/ラブコスメ
◆ウーマナイザー「エンハンス」

ドイツのセルフプレジャーブランド発の「吸引×振動」の刺激を得られるハイブリッド型。10段階の吸引レベルと振動レベル、10種類の振動パターンを組み合わせることで1000通り以上の刺激が体験できる。安全性・耐久性を備えたシリコン素材。
「テストユーザーの女性154名全員がオーガズムを得たというから驚き」(北原さん)
ウーマナイザー
[選んだ人はこの人]
北原みのりさん・吉川千明さん
◆LELO「ORA™ 3 アクア」

スウェーデン発のセルフプレジャーブランドのアイテム。本体自体の振動とボールの回転の12の組み合わせを選択可能。ボールが従来品より大きくなり、舌先でとらえられているような感覚が得られる。カラーは3種類。
「オーラルセックスの舐められているような感覚が完全再現されていて、ひとりの時間を楽しめます」(なつこさん)
[選んだ人はこの人]
OliviAさん・なつこさん
◆goliate「プレジャージェル」

クリストスの血流を促し、とろけるような快感が得られる“感度アップジェル”は、ムズムズする温冷効果が特徴。自社農園のラベンダーとペパーミントなど、自然由来成分を99%配合。
「刺激が強いものは『火傷しそう』なぐらいヒリヒリすることもあるようですが、これは初心者でも試しやすい。ボトルもかわいい」(OliviAさん)
ラブピースクラブ
[選んだ人はこの人]
OliviAさん
◆exsens「オーガニックグルメ マッサージオイル」

ヨーロッパの医療・コスメ・フード基準に適合したマッサージオイル。安全なうえ、舐めても美味しく、口に含んだ瞬間に本物のミントのような味が。
「息をかけると、塗ったところが火照って感じやすくなります。インポートのアイテムらしくおしゃれなパッケージ。オーラルセックスをリクエストする時にも使えそう」(さかいさん)
ラブピースクラブ
[選んだ人はこの人]
さかいもゆるさん・なつこさん
◆ラブコスメ「LCローションバス トロケアウ」

湯船に入れてかき混ぜると、お湯全体がローションになる入浴剤。オリーブ油配合で、お風呂上がりの肌もしっとり。さわやかなグレープフルーツの香り。
「お風呂のお湯がとろっとろのローションになり、ものすごくいやらしい気分に。ふたりで使うと自分もパートナーも気持ちよくなれるので、試してみてほしい」(さかいさん)
[選んだ人はこの人]
さかいもゆるさん
●審査員
ラブライフアドバイザー OliviAさん
性生活の悩み相談の専門家。著書に『セックスが本当に気持ち良くなるLOVEもみ』ほか。
作家・アジュマ取締役 北原みのりさん
セクシュアルウェルネス専門店「ラブピースクラブ」オーナー。著書多数。
恋愛&セックスコラムニスト さかいもゆるさん
ELLEデジタル、Figaro Japonオンラインでセクシャルエンパワーメントコラムを連載中。
産婦人科医・医学博士 髙橋怜奈さん
山王ウィメンズ&キッズクリニック大森・院長。YouTubeやTikTokで医療情報を発信。
ランドリーボックス代表 西本美沙さん
女性のからだとこころの悩みに特化した記事やアイテムを提供するメディアを主宰。
美容家・コラムニスト 吉川千明さん
ナチュラルビューティの先駆者。女性ホルモンの知識普及や健康啓発をライフワークに。
ハダカベヤ
(タレント IMALUさん、起業家・ブランドクリエイター メグさん、マーケティングプロデューサー なつこさん)
IMALU、メグ、なつこ、同世代の3人からなるユニット。Podcast番組「ハダカベヤ」では、ジェンダー、性、セックス、ウェルビーイング、女性活躍などの話題をピックアップ。
編集S、編集N
更年期真っ最中の40代Sと、本特集のデスクも務める30代Nのフェムケア推進コンビ。
続きは「CREA」2025年秋号でお読みいただけます。

2025.10.01(水)
文=増本紀子(alto)
写真=平松市聖
CREA 2025年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。