
「創造的に食べる-EATING WITH CREATIVITY」
大昔の人々は豊かな感性で、天上にある月や星と地上にあるすべてのモノが連動していると考えました。このような考え方に合理的な説明はつけられませんが、何千年もの間、人間はこの“宇宙と私をつなぐ”営みを繰り返してきたのです。
古代ギリシャ人は、ハーブと病気と惑星と宇宙のつながりを考え、古代ローマの料理人の中には、占星術の知識を持つものもいました。月のリズムを使って創造的に食べる(EATING WITH CREATIVITY)。そんな新しい発想を生活に活かしてみませんか。
食卓にハレを演出
獅子座の守護星は輝く太陽です。獅子座の月の日は、食卓に非日常な“ハレ”を演出してみましょう。
太陽が支配する食材は米、オリーブオイル、ゴマ、ナッツ類など。ハーブ&スパイスならローズマリーやサフラン、果物なら柑橘類なども獅子座の月の日に食べたい食材です。
またこの日は食卓に華やかさと彩りを。暖色系の食材を使い、色鮮やかに仕上げるのもポイントです。
またシンプルに塊肉を炭火で焼いたり、ローストしたりするのもおすすめです。
ハレの日の料理と言えば、日本では昔から祝い事があるとお赤飯を炊きました。獅子座の月の日にお赤飯を炊き、みんなで食卓を囲めたらきっと楽しいに違いありません。
獅子座の食材は……
米、オリーブオイル、ゴマ、ナッツ類、ローズマリー、サフラン、柑橘類など
■材料(作りやすい分量)
・もち米:2合
・うるち米(普通のお米):半合
・小豆:60g
・炊くときの水(小豆を煮た赤い汁を含む):2合半
・酒:大さじ1
・塩:小さじ1
・ごま塩適量(お好みで)

■作り方
(1)下準備をします。小豆を水で洗い1時間くらい水につけておきます。うるち米をとぎ、1時間くらい浸水させます。もち米は水につけません。
(2)鍋に小豆と、豆がかぶるくらい水を入れ、沸騰させて水を捨てましょう。改めて豆の4倍位の水を入れ、沸騰したら弱火~中火で約20分コトコト煮ます。炊飯後に豆が割れないように、硬めに茹でます。
(3)もち米を研ぎ、すでに研いでおいたうるち米を混ぜ、炊飯器に入れます。粗熱を取った豆の煮汁に水(分量外)を炊飯目盛りの2合半の線まで入れ、小豆をお米の上に平らに乗せて、酒と塩を加えてスイッチON。お使いの炊飯器に「おこわ」等の表示があれば、それに合わせてください。
(4)炊きあがったら、お好みでごま塩などをかけて召し上がれ。
また、この料理は獅子座の新月だけではなく、毎月訪れる獅子座の月の日に作ってみるのもおすすめです。
獅子座の月の日についてはムーンカレンダーをご覧ください。
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Column
創造的に食べる-EATING WITH CREATIVITY
大昔の人々は豊かな感性で、天上にある月や星と地上にあるすべてのモノが連動していると考えました。このような考え方に合理的な説明はつけられませんが、何千年もの間、人間はこの“宇宙と私をつなぐ”営みを繰り返してきたのです。古代ギリシャ人は、ハーブと病気と惑星と宇宙のつながりを考え、古代ローマの料理人の中には、占星術の知識を持つものもいました。月のリズムを使って創造的に食べる(EATING WITH CREATIVITY)。そんな新しい発想を生活に活かしてみませんか。
2025.07.23(水)
文・写真=岡本翔子