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とろける描き心地にハマる人多数!

◆2018年発売 クリーミータッチライナー

 2018年に発売されたクリーミータッチライナーも、ブランドを代表するアイテムのひとつ。ガタつきがちな上まぶたのキワでも、引っ掛からずスルスルなめらかに描ける描き心地が人気です。

「アイライナーが苦手だった人でも“描きやすい!”と気に入っていただけたり、発色がくっきりしっかりしていて落ちにくい点も評価が高く、“今までリキッドを使っていたけど、こちらに乗り換えた”という方もとても多いアイテムです。上まぶたの上側にしっかり入れる“見せライン”から、まつ毛の隙間をしっかり埋める“仕込みライン”へとトレンドが移行していく最中だったので、そういう需要に応えられたのもヒットの理由だと思います」(山口さん)。

 たった1.5ミリと極細の芯だから、狭い部分にも的確にラインが描けるし、定着したら長時間落ちにくいなど、おすすめの点を上げればキリがない一品です。

 15番のカプチーノピンクを、涙袋を強調するため、リップラインを強調するための影作りとして使っていたり、垂れ目に見せるための仕込みとして使っている人もいて、使い方も自由自在の広がりを見せています。

 7月には40周年記念として、「クリーミータッチライナー シアー」タイプが登場。しかも「とにかくリアルな粘膜カラー」を研究したという、「40 th トゥルーレッド」という色が発売されるということで、すでに“粘膜カラーフリーク”たちをザワつかせています。

2025.07.24(木)
文=斎藤真知子
撮影=平松市聖