母娘問題、職場の人間関係から、性やお金の悩みまで。OVER THE SUN(ジェーン・スーさん、堀井美香さん)のおふたりをはじめ、みうらじゅんさん、叶姉妹のおふたり、上沼恵美子さんなど様々な方に読者の悩み相談に乗っていただきました。「CREA」2025年夏号の一部を紹介します。
CREA 2025年夏号
『1冊まるごと人生相談』
定価980円
日々のメイクをアップデートしたいのに上手くできない……そんなCREAアンバサダーたちのリアルなお悩みに、小田切ヒロさんがテクニックとおすすめコスメでアンサー! 自分らしくキレイを更新していくためのヒントをお届けします。
“顔の中央だけ”を意識すること。そして一気にのせない、やりすぎない!

「下地やファンデーションを顔全体に均一に塗る、この考えを手放すことが大事」と語る、ヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロさん。
「ベースメイクで仕上げるべきは、顔の中心。シミやクマ、くすみなど、カバーしたい悩みも基本的には中心に集中しています。逆に中心以外、フェイスラインには何も塗らないのが正解。自然に陰影が生まれ、厚塗り感も回避できます。ハイライトやシェーディングを取り入れる前に、ぜひ試してみてください」

“やりすぎない”こと。それだけでベースメイクの悩みは大幅に解消されるそう。
「下地もファンデーションもフェイスパウダーも、一気にのせるから厚くなるし、くずれるんです(笑)。パーツを意識しながら少しずつ、“面”ではなく“点”でのせていくイメージを持って。肌が軽くなると、一気に垢抜けて見え、小顔やリフトアップ効果も期待できます」
MAKE-UP POINT
ツヤ系の下地やファンデーションは、顔の中心部分のみに。フェイスパウダーも、まぶた・鼻・あごの順にパーツごとにのせて。フェイスラインには何ものせないことで、光が自然と中央に集まり、輪郭が引き締まって見える。
2025.06.09(月)
構成・文=河村有紀
写真=渡辺宏樹(TRON)
ヘアメイク=小田切ヒロ(Nous)
モデル=トリンドル玲奈
スタイリング=石田 綾
CREA 2025年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。