「あのときは『GLAYとは別の名前で再出発しよう』という意見が出たくらいでした。でも、その後に4人で話し合って、『自分たちがプライドだと思っていることも、大したことじゃないかもね』となんとか折り合いをつけることができました」(JIRO)

“解散危機”を乗り越え、ファンに宣言「絶対に解散しません」
当時まだ20代だった彼らは、この“解散危機”を乗り越えたことでより結束を深め、2012年、大阪・長居スタジアム公演のアンコールで、TERUは「絶対に解散しません」とファンに宣言した。
「今はお互いに言いたいことを言い合えるバランスになってきました。事務所から独立した時も話し合いをたくさんしたし、そういう経験しているから、今となってはどんな問題も全部ちゃんと4人で解決できる自信があります」(TERU)

記事では今年2月の東京ドームでのLUNA SEAとの“対バン”の舞台裏、TERUの建てた函館スタジオでのレコーディングの様子なども語られている。「GLAYデビュー30年インタビュー 継続の美学」は、5月10日(土)発売の「文藝春秋」6月号に10ページにわたって掲載される(ウェブメディア「文藝春秋PLUS」では5月9日公開)。

2025.05.16(金)
文=「文藝春秋」編集部