【1】混雑とは無縁の「ウィングビーチ」

ビーチへ向かう途上の眺めもゴキゲンな、サイパン最北端のビーチ。ここまで北上すると、混雑とは無縁。リーフが近くにあり、海が水色とブルーとでパキッと分かれています。ダイビングスポットですが、スノーケリングも楽しめます。ビーチはサンゴの欠片がごろごろ。
【2】白砂でバーベキューが楽しめる「パウパウビーチ」

約1キロ続く白砂ビーチはカジュアリーナの木々に縁取られていて、木陰でのんびりできそう。リーフは少し離れた沖にあり、遠浅の海が広がっています。バーベキューコーナーがある、地元でも人気のビーチのもよう。ウミガメの産卵地でもあります。
【3】こぢんまりしたビーチが好きなら「タナパグビーチ」
マニャガハ島を望む、こぢんまりしたビーチ。19世紀にチューク諸島からカロリン人が上陸した歴史的な場所でもあります。周囲が住宅地のため、駐車スペースが少々わかりづらいかも。
【4】サイパンを代表するのは「マイクロビーチ」

ガラパン地区のアメリカンメモリアルパークからアプローチ。マニャガハ島を正面に望む、サイパンを代表するビーチ。ガラパンでランチを仕入れたりできるなど、利便性は高い。ただ、ガラパンのコロナ禍の名残が少々物悲しいかも……。
【5】レンタカーでアクセスしやすい「タンクビーチ」

島の東海岸では貴重な遠浅のビーチ。ビーチ幅があり、開放感もたっぷり。水中は岩場なので、泳ぐというよりはビーチでのんびり過ごす眺望系。道路が整備されたことで、レンタカーでも行けるようになった穴場な存在です。バーベキューエリアもあります。
サイパン
●アクセス 成田から直行便が週3便、運航。所要時間は約3時間。
●おすすめステイ先 アクアリゾートクラブサイパン
https://www.jp.aquaresortsaipan.com/
取材協力
マリアナ政府観光局
https://mymarianas.jp/

Column
古関千恵子の世界極楽ビーチ百景
一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!
2025.03.08(土)
文・撮影=古関千恵子