不規則登校でも学校が好きだった愛子さま

 両陛下は皇族が特別な環境で育つことから、“ご学友”と言われる青春時代を学校で共に過した友人たちの存在を、とても大切だとお考えだった。学生時代を共にした関係は、大人になっても続くというもので、陛下も愛子さまもご学友は現在でも大切な友人だという。

 愛子さまは、学習院の幼稚園から初等科へと入学されて、小学校2年生の時には不規則登校になったが、それでも愛子さまは「学校は好き」だとおっしゃり、雅子さまは病をおして付き添い登校をなさった。雅子さまの体調が良くない時には、代わりに皇太子が送迎なさった日もある。皇族が送迎をなさるというのは、前例のないことだと批判もされたが、両殿下は揺るがなかった。そんな両陛下に守られているという安心感は、愛子さまの大きな成長へと確実に繋がった。

 愛子さまはご成年を迎えられた記者会見の中でも、「両親は、私の喜びを自分のことのように喜び、私が困っている時は自分のことのように悩み、親身に相談に乗ってくれるような、私がどのような状況にありましても、一番近くで寄り添ってくれるかけがえのない有り難い存在でございます」と両陛下に感謝を述べられている。

2024.12.27(金)
文=友納尚子