嬉しい反面、不安があったモデル業
――今年『I LOVE mama』の専属モデルとして芸能界デビューしましたが、きっかけは?
みなみ 最初は編集長から声をかけていただいて。モデル業なんてしたこともなかったですし、自分ができるとも思っていなかったので嬉しい反面、不安がすごくあったんですが、モデルは小さい頃の夢だったので。
高校生の時にギャルモデルの尾崎紗代子さんに憧れてモデルになりたいって思っていたんです。中学でギャルにハマってつけまをつけたり、カラコンしたりして。高校では金髪にしてギャルメイクを極めて。
ギャルが大好きで、ギャル雑誌もたくさん読んでいました。でもオーディションを受けたりはしていなくて。姉が吉本に入って芸人としてデビューした時に、姉は夢を叶えたんだなって嬉しかったんですが、自分もまさか夢を叶えることができるなんてっていう感じで。
――『I LOVE mama』は全員がママモデルのママのための雑誌ですよね。活動を始めていかがでしょうか。
みなみ ママになったら自分の夢を持っちゃいけないというか、子育てだけに専念しないといけないみたいな、そういう風潮もある中で、ママモデルという職業があるのはすごくありがたかったですね。
あとは妊娠生活や育児、夫婦関係など何でも赤裸々に話しているので、ママたちの参考になっている部分もあるんじゃないかと思います。育児には正解がないし、育児本通りになる子どもばかりじゃないので、生の声ってすごく重要というか。
私たちママモデルも完璧じゃなくて。できないこともあるし、もっとこうしてあげられたらって後悔することも日々たくさんあって。そういうのを発信していくことで、悩むママたちに勇気を与えられたらなって思います。
あと体型に関しても、普通のモデルと違って産後だから体のラインが前と違ったり、妊娠線があったりして。妊娠線が出ないようにクリームをたくさん塗るんですけど、それでも体質によっては出てしまって。
2024.12.17(火)
文=「文春オンライン」編集部