やっぱり手伝ってくれると嬉しいとは思いますが、そこに甘えず、自分でできることはなるべくやるように努力したいと思っています。

 でも、SNSとのギャップも感じるというか。そういう声がSNSで話題になっている一方で、実生活では何か言われたことがなくて。むしろ優しくしてくれる方が多いんですよ。

 

「普通の母親っぽい格好をしろ」と言われ…

――若ママ・ギャルママということで偏見を持たれたり、何か言われたことは?

みなみ 若いと育児してないだろとか、育児放棄してそうとか。そういうイメージを持たれることはありますね。ニュースで若い親のネグレクトが報道されると「やっぱり若いからだ」みたいな。

 別に若いからって育児ができないわけではないと思うんですけど、「若者=未熟、育児に向いていない」と思われるのはいい気持ちはしないですね。

 あと私はこういうメイクをしているので、「普通の母親っぽい格好をしろ」とか「ママなんだから抑えたメイクの方が……」とかそういう声もあります。

 子どもが「ギャルメイクはいやだ」って言ったら変えようと思うんですけど、子どもたちは「かわいい」とか「プリキュアみたい」って褒めてくれるので。それにママ自身が一番好きな格好をしていた方が素敵だなって思うんです。

 私は髪の毛は明るい方が好きだし、ネイルもしていたいし、メイクもギャルメイクが好きなので、そういう自分でいると育児ももっと頑張ろうって思うことができます。

基本的にはワンオペ対応「今の職場には感謝」

――家事や育児の分担はどうしているのでしょうか。

みなみ 基本的にはワンオペで対応していますね。夫は平日1日しか休みがないので、実家に頼ったりしながらやっています。夫が休みの日は子どもたちと出かけたり、私との夫婦時間を作ったりして仲良くやっています。

 私も日中は働いているんですが、今の職場は子育てに理解があって、急な熱とかでも休ませてくれたりして。職場にはいろいろと迷惑かけて本当に申し訳ないんですが、働く環境にすごく感謝しています。

2024.12.17(火)
文=「文春オンライン」編集部