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黒ずみ対策のための7つの習慣

4:柔軟剤はオーガニックなものを

 特に、香りの強い柔軟剤によるトラブルは増加傾向にあり、かゆみや赤みがある場合は使用を控えて。洗濯機で洗う場合はオーガニックなど肌に優しい成分の洗剤や柔軟剤にするか、下着にも肌にも優しいランジェリー専用の洗剤で手洗いを習慣にするのもおすすめ。

5:トイレットペーパーは良質なものを

 きれいなトイレットペーパーでも過信せず、滅菌されていないことをお忘れなく。良質なものを選び、ゴシゴシ拭かずに軽く押さえるように拭くのが基本。香りつきのものはアレルギーの原因になることもあるので、トラブルがあるときの使用は控えるのがベター。

6:VIOケアは専門家にお任せを

 自己処理は皮膚への負担が大きく、特に、毛抜きで毛を抜くのは御法度! VIO脱毛は、脱毛後の皮膚の乾燥や乾燥からくる色素沈着を予防するためにも、保湿などのアフターケアも大切。デリケートな部位だからこそ、信頼できるクリニックで行うようにしたい。

7:腟内環境を整える

 腸内フローラがいい状態だと、隣の腟内フローラも整い、肌や髪も潤う。体をつくるもととなるバランスのいい食事を心がけることが、腟内環境はもちろん全身状態をよくする鍵。かゆみが気になる人は、鉄分や亜鉛などのミネラルが不足していないかチェックして。

●お話を聞いたのは……

産婦人科医 八田真理子先生

聖順会ジュノ・ヴェスタクリニック八田院長。日本産科婦人科学会産婦人科専門医。日本産婦人科医会母体保護法指定医師。地域に根ざし、思春期から更年期まで幅広い女性の診療・カウンセリングをしている。

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2024.11.23(土)
文=今富夕起
写真=平松市聖

CREA Due 2024年10月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。