女性特有の不調や生きづらさにアプローチするフェムケア・フェムテックが世界で大きなうねりとなり、その波が日本にも到達。それに伴い、新たなアイテム・サービスが溢れ、玉石混交状態に。そこで「CREA Due ベストフェムケア 2024」では、知見のある方々の「使ってみて本当によかったアイテム」を大特集。また、女性の体にまつわる最新キーワードも徹底解説。これから先の人生を、より自分らしく生きるためのヒントが詰め込まれた一冊より、一部を抜粋し、掲載します。
CREA Due ベストフェムケア 2024
吸水ショーツ、デリケートゾーンケアから、ピル、カップルセラピーまで。
定価 1,320円(税込)
吸水ショーツや月経カップなど、近年広がりをみせる生理用品。賢者3人が辿り着いたアイテム、選び方のコツについて聞きました。
学生時代は賢者3人とも生理用品へのこだわりなし
木川 生理用品は親から教えてもらったものを使い続ける傾向が高く、自分の意思が反映されにくいアイテムといわれています。いつから自分で買うようになって、当時は何を選んでいましたか?
須藤 私は大学進学で一人暮らしをするようになってからですが、それまで使っていたナプキンをそのまま選んでいました。その後始めたアルバイトが立ち仕事で、長時間ナプキンを替えられない状況に。そんなときに雑誌か何かでタンポンがあることを知って、アルバイトを続けるうえでは「タンポンのほうが快適なんだろう」と思って、切り替えました。自分の意思で生理用品を選んだのはそのときが初めてだったと思います。
富田 私も一人暮らしを始めてから自分で買うようになりました。当時はナプキンを使っていたので、選び方としては「羽あり」か「羽なし」を考えるくらい。
ただ、生理の度に「漏れるかもしれない」という恐怖感や、「油断してると漏れる」という緊張感が常にあって。タンポンがあることを知って、取り入れるようになってからはモレの不安や心配がぐっと軽減されたことを覚えています。
木川 私は高校卒業後から自分で買うようになったのですが、おふたりと同じようにそれまで使っていたナプキンをそのまま選んでいました。
当時は友達と「生理用品、何を使ってる?」と話をしたこともなかったし、今ほど選択肢が多くなかったこともあって、価格で選んでいたところがあります。でも、毎回肌がかぶれるのが嫌で、徐々にナチュラル系のナプキンを探すようになった頃から意思を持って選ぶようになりました。
2024.11.22(金)
Text=Seiko Kigawa
Photographs=Miki Fukano