2024年3~7月にCREA WEBで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。海外旅部門の第5位は、こちら!(初公開日 2024年4月10日)
カタールに誕生した本格的なウェルネス・リトリート「ズラル・ウェルネス・リゾート by チバソム」。ズラルはドーハの中心地から約1時間半離れた隔絶の地。その分、雑音なくウェルネスに専念できるのですが、せっかくカタールまでやってきたのだから、観光もしてみたい。滞在のうちの1日を、ウェルネスをお休みにして、ドーハ観光へ。せっかくカタールへ来たのだから、首都も見物しておかないと!
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ウェルネス旅、伝統療法で癒やされたあとは異国情緒漂うドーハを観光!
最初に向かったのは、今のカタールの勢いを感じる「ザ・パール」。ウェストベイ地区に建造された、400万平方メートルもの人工島です。“アラビアのリビエラ”と称されるマリーナはどことなく地中海風。ホテルや高級ブティック、5つ星レストランが集まっています。

カタール最大の文化プロジェクト「カタラ文化村」では、精緻なモザイク模様や鳩の塔など、この国が培ってきた文化を礎とする建築を見学。21ハイ・ストリートではフランスのデパート「ギャラリー・ラファイエット」でお買い物も楽しめます。


ランチに立ち寄ったのは、カタラ・クラブ屋上の「ボーホー・ソシアル」。数々の賞に輝くポール・ビショップが手掛けたインテリアは、色にあふれたボヘミアン・シック。メニューは、中東料理はもとよりアジアやアメリカ、南ヨーロッパ料理などバラエティ豊か。


中東の風情を味わうならば、アル・スーク地区にある活気に満ちた市場「スーク・ワキフ」へ。100年前に貿易市場があった場所に建てられたもので、細い路地をさまようと、タイムトリップした気分に。手工芸品やスパイス、幾何学模様のランプ、お香など中東らしいものを売る店が軒を連ねており、お土産探しにおすすめです。



2024.08.13(火)
文・撮影=古関千恵子