この記事の連載
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のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、しらいさん。
※本記事は、再公開したものです(初出:2023年2月15日)
vol.216 煮菜のっけ茶漬け
「煮菜(にな)」は塩漬けした体菜を油揚げと打ち豆、酒粕で煮た新潟の冬の郷土料理です。父はお酒を呑んだ後に、煮菜をごはんにのっけてお湯をかけて食べます。これがすごくおいしいんですよね。新潟の発酵調味料「かんずり」をのせていただくといいアクセントになりますよ。
■材料(作りやすい分量)
・体菜の水煮(塩抜き済):250g
・打豆:50g
・油揚げ:1枚
・煮干し:4本(約6g)
・酒粕:15g
・米油:大さじ1
・ごはん:適量
・お湯:適量
・かんずり:あれば
■作り方
(1) 体菜は水気をきる。打豆は水に浸して戻す。油揚げは5ミリ幅に切る。
(2) フライパンに油を入れて中火で熱し、(1)と煮干しを入れ、ひたひたの水(2カップくらい)を注いで5分煮る。酒粕を加えてひと煮立ちしたら味をみて、味が薄いようなら塩少々で味を調える。
(3) ごはんに煮菜をのせ、お湯をかけ、お好みでかんずりを溶かしながら食べる。
塩漬けの体菜を購入した場合はしっかり塩抜きしてから作ってください。
Column
のっけて、食べる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
2024.02.15(木)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔